2008年09月16日
医学部卒業後の進路:基礎医学、臨床(研修医)、行政
医学部卒業後の進路について、管理人の知るところを書かせていただきます。
1)基礎医学:
研究一筋の道です。臨床は大事ですが、臨床レベルの発展を支えているのは、基礎医学です。基礎医学の研究の積み重ねによって、素晴らしい診断方法や治療方法の発展があります。
基礎医学は日本の医学研究を支えています。現在、基礎医学へ進む人はとても少ないです。海外の医学研究に遅れをとらないようにしなければいけません。いろんな要素があると思いますが、国の行政の力によっても、もっと基礎医学に進む人が増えるようにしていただきたいと思っています。
2)臨床医学:
研修医を経て、臨床医になるコースです。多くの人が、この道を選択します。ただし、極めて多くの領域があります。
内科系:
内科(さらに多くの領域があります)、小児科、精神神経科、放射線科など、多数。
外科系:外科(さらに多くの領域があります)、眼科、耳鼻咽喉科、産婦人科、泌尿器科、皮膚科など、多数。
たとえば、ここから、多くの分野を知ることができます。
研修医・入局者募集 ← こちらからもアクセスいただけます。
3)行政(厚生労働省)など:
私の同期生も、複数人がこの道を選択されました。
現在の医療は、良き行政のもとに、発展していきます。とても大事な仕事ですし、私達臨床家も多くの期待を寄せています。
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 05:45| 医学全般 | コメント(0) | トラックバック(0)