金沢大学病院での研修〜この4カ月間〜:後期研修医の独り言(2)
金沢大学病院での研修〜カンファレンス〜:後期研修医の独り言(1)から続く
皆さんお待ちかね(?)後期研修医の独り言第2弾です。
第1弾があったのかと言われるかもしれません。
たまに「独り言読んだよ」と言ってくださる方もいらっしゃるので、せっかくなので第2弾を書こうと思います。
気づけばあっという間に4カ月が経ってしまいました。4カ月を振り返れば、本当に色んな事がありました。もう1年くらいたったような、そんな気もしています。
今はいわゆる夏休み期間に入り、少し病棟も落ち着いているようです。簡単にこの4カ月を振り返ってみようと思います。
【大学病院での研修〜この4ヶ月間〜】
4月
初めての大学病院での勤務。とにかく何もかもが初めてで戸惑いました。
指示出しの仕方から担当患者に対するアプローチやアセスメントの仕方、色んな意味で「ここが大学病院か」と感心することが多かったです。一般病院とのカンファレンスの違いについては前回記事をご参照ください。
また、外勤や学生への指導といった一般病院では経験しなかった事も初めてするようになりました。
5月
病棟業務も少し慣れてきた頃です。骨髄穿刺にも慣れてきた頃。初めて骨髄移植患者の主治医をさせて頂く事になったのもこの頃です。
初期研修医や学生の出入りも多く、とても賑やかな病棟でした。
そんな病棟の様子については病棟医長の記事をご覧ください。
6月
少しずつ仕事にも慣れ、そろそろ治療方針の決定のプロセスにも積極的に関わろうと意識しだした頃です。
指導医の助言だけでなく、担当患者に関連する最新の文献に当たり自分なりに治療方針を決定しようと努力しました。
治療方針に難渋した症例で、少しなりとも自分の意見が治療方針に反映された時はやはり嬉しいものがありました。
7月
病棟もだいぶ慣れました��。重症患者を持つ機会も多くなりました。
ICUの先生方に「またお前か」と言われ顔馴染みになったのもこの頃。
また4月から、初めて金沢を離れて関東の研究会に行かせて頂く機会もあり、久々に初期研修医時代の同期と再会できました。
8月
夏休み期間に入り、少し病棟も落ち着いているようです。
病棟業務にも慣れ、症例をまとめたり、臨床現場で得た知見から基礎研究のアイディアが生まれ基礎実験を始めようと準備をしている(一応大学院生ですし)・・・そんなこの頃。
とまぁ本当にあっという間の4カ月であり、また中身の濃い4カ月でした。
この4カ月で色んな楽しい事、辛い事色々あったように思います。
優秀な教官方・先輩、また熱心な後輩達、親切な病棟のスタッフに恵まれ充実した後期研修をさせて頂いています。本当の意味での後期研修はこれからだと、気を引き締めて頑張ろうと思います。
第1弾の時に予告した外勤の事は、次回の記事にしたいと思います。
(続く)
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【リンク】
研修医の広場(金沢大学第三内科) ← 当科での研修の様子をご覧いただけます。
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 05:46| 研修医の広場 | コメント(0)