2013年ヨーロッパ血液・骨髄移植学会(3)再生不良性貧血
2013年ヨーロッパ血液・骨髄移植学会(2)PT-CYレジメンより続く。
「2013年ヨーロッパ血液・骨髄移植学会(EBMT)に参加して」(3) by 丸山裕之
私自身は、「Detection of leukocytes lacking HLA-A alleles by flow cytometry predicts a response to immunosuppressive therapy in patients with acquired aplastic anemia.」という演題でポスター発表をさせていただきました。
私の拙い英語での説明にも熱心に耳を傾け、質問・議論してくださる方もおられ(後に自分の読んでいた論文の著者であることが分かりましたが)、異なる視点からの貴重な意見をいただいたり、検討すべき点を再確認できたりと、有意義な時間を過ごすことができました。
また、自分の興味のあるポスターについては、演者から詳細を教えていただくこともでき、研究の参考となりました。
学会会場以外にも、中尾教授とナショナルギャラリーや、ビッグ・ベン、ウェストミンスター宮殿、バッキンガム宮殿、ピカデリー・サーカスなどを観光することもでき、良い思い出となりました。
一方で、中尾教授とホテルから散歩に行った際には、途中で迷ってしまい、かつ私のスマートフォンが電池切れであったために、恐縮ながら中尾教授のスマートフォンの地図アプリを見ながらホテルに帰ったというハプニングがあったことも告白させていただきます。
今回EBMTに参加させていただいたことで、世界の最新の優れた研究を少しでも吸収するとともに、自分からも世界に発信していけるように努力をしていきたいという思いが強くなりました。
また、現在の研究に対するモチベーションも一層向上したと感じております。
このような大変貴重な機会を与えてくださった、中尾教授、第三内科および同門会の先生方、関係者の方々に深く感謝いたします。
ありがとうございました。
<リンク>:臨床に直結する血栓止血学
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:20| その他