金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2015年10月14日

金沢大学第三内科(血液・呼吸器内科)同門会報/巻頭言(2)

金沢大学第三内科(血液・呼吸器内科)の同門会報原稿からです。
今回は、巻頭言です。


「小泉純一郎は第三内科同門会に現れるか」(2)

by    橘 秀樹(加賀たちばな元気クリニック 院長)
金沢大学第三内科 同門会報/巻頭言(インデックス)


さてそれを踏まえた上で、そんな「いろいろな人」の興味をどうやって引くか? 

やっぱり衝撃的な題名が先ず必要不可欠。

「ノストラダムスの大予言」
的なのが最高だが(この時点でオッサン的思考から抜け出せていない上に)、現実問題として私に予知能力はないので20XX年Xの月南海トラフ沖地震が…って言うのは無理だし。

次の三内の教授は○○でしょう〜っていうのは、キナ臭くてもっと無理だし。

それなら可能な中で最も不可能そうなものは何だ。

そして同門会と関係あるものは? って考えたところ、お題は「小泉純一郎と三内同門会」、いやいや「小泉純一郎は第三内科同門会に現れるか」がいいんじゃないかと何かが降りてきた。

これなら同門会と関係ありそうだし、「何々」と思って読み始める人が例年より多いはず。

小泉純一郎とは、言わずと知れた中曽根康弘さん以来任期を全うした唯一の内閣総理大臣で、発足時の内閣支持率はなんとMAX87%で戦後1位。

郵政民営化が記憶に鮮明だが、それ以前に絶対不可能と言われた道路関係四公団・石油公団・住宅金融公庫・交通営団など特殊法人の民営化を成し遂げ、更に抵抗が強かった教育基本法の改定も成し遂げた(マスコミでは戦後最悪の改悪と言われているが、マスコミが最悪と言うのだから結構良い改革だったのだろう)。

911後には「テロ特措法」を成立させ、2003年には「イラク特措法」も。

他にも後期高齢者医療制度導入、靖国神社参拝継続、どぶろく特区、「竹島は日本のものです」発言、部落利権捜査、拉致被害者帰国、半島擁護のマスコミと対決など、言いたい放題言っているように見えてなぜか支持率が40%を切ることはなかった。

「日本は国連常任理事国に入るべき」とジョージWブッシュ米大統領に言わせ、ウラジミール・プーチン露大統領からは北方領土問題解決の言質を取るなど、歴代内閣ができなかったことを次々と成し遂げた。

まあマスコミがあまり報道しなかったので記憶にない方も多いでしょうし、実際2015年時点で最後の2つは現実になっていないので成果は0ですが。

それでも拉致被害者5名の帰国など成果もあり偉大なのではないでしょうか。

中曽根さんと小泉さんの間に10人いますが何人言えますか? 

そして話を聞いてみたい人いますか? 

そう考えるとやっぱり小泉純一郎さんは偉大です。

好き嫌いとは全く別の話です。

そこで旧第三内科同門会特別講師として小泉純一郎さんを呼ぼうって思いつきました。

たった今2015年10月現在、同門会幹事の一人として思いつきました。

「えっ、それだけ?!」、「この凄い題名の意味ってそれだけ?」って思った人。

あなたは常識的です。

普通です。

安心してください。

吐いてます(あっ、「安心してください。穿いてます」ってギャグ分かりますか? わからない方はお孫さんに聞いて下さい)。

金沢大学第三内科 同門会報/巻頭言(インデックス)

 <リンク>
血液凝固検査入門(図解シリーズ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:23| その他