金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2008年12月8日

子育て女性医師に対する取り組み(3) :外来・入院診療

子育て女性医師に対する取り組み (特集3)

<金沢大学 血液内科・呼吸器内科>

 

私たちの科では、

子育て女性医師も外来診療はもちろん入院患者の診療も担当していま す。

通常勤務医には当直や時間外の呼び出しへの対応義務はありますが、子育て女性医師は免除されています。

勤務時間内に入院患者の診療が終了しないときには、当直医や副担当医に引き継がれます。

医局の方針として

勤務終了時間を厳密守るようにすることで、

女性医師の心理的な負担を軽減しようと考えています。


当直医や副担当医は時間外の負担が大きくなるように感じますが、

子育て女性医師が外来診療や入院患者を担当している分、

通常勤務医が担当する入院患者数や外来診療の負担は減っています。


これらに加えて。。。

(続く)

 

子育て女性医師に対する取り組み(1) :医師不足、育児、産休

子育て女性医師に対する取り組み(2) :当直、時間外勤務、医師不足


子育て女性医師に対する取り組み(3) :外来・入院診療


子育て女性医師に対する取り組み(4) :症例検討会、支援


子育て女性医師に対する取り組み(5) :非常勤、大学病院

 

 

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 06:23 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)

子育て女性医師に対する取り組み(2) :当直、時間外勤務、医師不足

子育て女性医師に対する取り組み (特集2)

<金沢大学 血液内科・呼吸器内科>

 

女性医師のキャリアがどうして出産や育児により途切れてしまうのでしょうか。

それには医師の勤務体系が大きく影響しています。

医師であれば、当直や患者急変時などの夜勤や時間外の呼び出しに対応できなくてはならないと思われています。

しかし、子育て女性医師には夜勤や時間外の対応が出来ないため、勤務を続けるためには夜勤や時間外診療を免除される必要があります。

しかし、通常勤務医に対して申し訳ないと思う気持ちや反感を買うことを恐れて、免除を申し出ることがなかなか出来ず、その結果退職を選択していたのではないでしょうか。


子育て女性医師が置かれた状況に病院側が積極的な対応を取って来なかったのも大きな要因だと思います。


子育て女性医師が臨床の場にいることは、
通常勤務医にとっても社会全体にとってもよいことであるため、

子育て女性医師が、
精神的・肉体的な負担を感じることなく、
働ける環境を構築する
ことは、

非常に重 要なことだと考えています。
 

さて、私たちの科では。。。。

(続く)

 

子育て女性医師に対する取り組み(1) :医師不足、育児、産休

子育て女性医師に対する取り組み(2) :当直、時間外勤務、医師不足


子育て女性医師に対する取り組み(3) :外来・入院診療


子育て女性医師に対する取り組み(4) :症例検討会、支援


子育て女性医師に対する取り組み(5) :非常勤、大学病院

 

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 06:22 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)

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