女性医師の生き方セミナー(ver.2)
第3回女性医師の生き方セミナーの御案内(ver.2)です。
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:20 | 女性医師(当科)からのメッセージ
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:20 | 女性医師(当科)からのメッセージ
第3回女性医師の生き方セミナーの御案内です。
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:10 | 女性医師(当科)からのメッセージ
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仕事と生活の調和の実現にむけた取り組みと女性医師(日本血液学会)
女子学生茶話会(金沢大学第三内科):女性医師と女子学生の集い
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:29 | 女性医師(当科)からのメッセージ
第6回 血液・呼吸器内科(旧第三内科)茶話会のご案内
対象:医学部 4〜6年生(男性もOK)
日時:7月1日(木)17時から(1時間程度)
場所:第三内科医局
連絡先:杉森尚美まで(TEL:076-265-2276)email: info@3nai.jp
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【リンク】
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:19 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)
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播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
血液凝固検査入門(図解シリーズ)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 06:37 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)
金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会 (インデックス)
1)ケーキの会
2)当科の女性医師
3)子育て中の女医
4)当科の女性医師
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播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
血液凝固検査入門(図解シリーズ)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:03 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)
金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(当科の女性医師)(2)より続く
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播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 04:39 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)
金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(旧:ケーキの会)(1)より続く
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(続く)
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血液凝固検査入門(図解シリーズ)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 02:48 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)
3月10日(水)夕方より、第5回 血液呼吸器内科茶話会(旧:ケーキの会)が血液呼吸器内科医局にて開催されました。
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金沢大学血液呼吸器内科は以前から女医の比率が圧倒的に多く、結婚、出産と仕事の両立という問題をかかえながら働いている人がたくさんいます。
医局側もそういう女医の人数が多いがゆえ、何とかして仕事と家庭を両立する、その中で専門医や学位の取得、学会発表、論文作成なども行っていける、しかも女医だけではなく医局全体に利益となるようなよりよいシステムづくりに力を注いでいます。そしてそれは年々良いものになっている…と、内部にいる私達は感じています。
そして、その一環として2年ほど前から血液呼吸器内科の女医さんの生の声を聞きたい!という学生からの要望もありケーキの会として年に2回ほど不定期に開催されるようになりました。
今回は、今年度中に…ということもあり、急ではありましたが杉森先生を通じて女子学生に連絡させていただいたところ、みなさまの熱いお返事があり今回の開催の運びとなりました。
今回はMAPLEHOUSEのケーキをたくさん用意しました。
また、茶話会の名にふさわしく、コーヒー、紅茶に加え、大変香りのよいロンネフェルト社のノンカフェインのルイボスティー入りハーブティ(ベストバランス)も用意しました。
医学部4年生〜6年生の女子学生に声をかけたのですが、残念ながら国家試験直後という時期もあって6年生は参加できませんでした。
それでも4年生4人、5年生10人の女医の卵が参加してくださり、殺風景な医局も一気に華やかになりました。もちろん(?)、その華には血液呼吸器内科の女医一同も混じっています。
最初にセルフサービスで好きなケーキとお茶を選んでいただき、杉森先生のあいさつのあと、個別に女医と数人の学生さんとでお話ししました。そのあと、学生さんの自己紹介ならびに1問1答コーナーを設けました。
やはり、カリキュラムのマイナーチェンジに伴い、もう進路の方向性を出さないといけない5年生はかなり現実的な相談が多かったように思います。そして、その話を聞いていた4年生は漠然とした印象からいよいよ本格的なものに変わっていったようでした。
その中で、仕事を一生懸命したいけど、年頃の女性ですからやはり結婚もしたいし、子供も欲しい!
そんな中で続けていける仕事を選ぶにはどうすればいいのか…という女性ならではの悩みがたくさん聞けました。
同じことを自分たちも学生の間に思って悩んでいたのを思い出し懐かしく思いました。
金沢大学 血液・呼吸器内科は、今年度は大学内に女医が。。。。。
(続く)
【リンク】
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
血液凝固検査入門(図解シリーズ)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 02:04 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)
「金沢大学男女共同参画キャリアデザインラボラトリー 」様をリンクさせていただきました(右サイドリンク集の一番上です)。
プロジェクト概要には、以下のように書かれていました。
金沢大学では、平成20年度から科学技術学術振興調整費「 女性研究者支援モデル育成 」に採択され 「やる気に応えます 金沢大学女性研究者支援」 プロジェクトを進めております。 女性が積極的に研究を継続し、成果を挙げて実力を発揮できるように、また次世代女性研究者を魅了し、真の男女共同参画が可能となるように、研究環境・制度の整備、及び、啓発・広報活動を行います。女性研究者支援のキャリアデザインラボラトリーを中心に、計画に取り組むことにより、男女共同参画社会の実現をめざします。
詳細につきましては、上記サイトを訪問いただければと思います。
金沢大学で、このような取り組みが熱心になされていることを大変嬉しく思いました。
【以下は当科ブログで掲載中の関連記事です】
● 女性医師の時代の足音が聞こえますか (6回シリーズ)
2. 女性医師の役割
3. 女性医師問題・バンク
4. 医師不足の解消へ
5. 医師不足と業務のあり方
6. 女性医師と多様な働き方
● 子育て女性医師に対する取り組み(5回シリーズ)
研修医の広場(金沢大学第三内科) ← 当科での研修の様子をご覧いただけます。
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 05:52 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)
さる、平成21年2月27日(金)に、伝統ある『金沢大学三内科女医会』が片町界隈のPartir(パルティール)にて開かれました。
今年は昭和50年卒の伊藤恵子先生が参加され、また学生さん(5年生)も2名加わり、とてもにぎやかな会となりました。
自己紹介をしつつ、諸先輩方と若手が入り交じり、あちこちで話に花が咲いていました。
第三内科の女性医師の歴史を感じるとともに、先輩方が自分たちの経験を生かして次の世代の若い女性医師のために、という熱意が伝わってきました。
次の機会には、今回参加できなかった先生方および学生さんもぜひ参加してくださいね。
【以下は当科ブログで掲載中の関連記事です】
子育て女性医師に対する取り組み(5回シリーズ)
女性医師の時代の足音が聞こえますか (6回シリーズ)
2. 女性医師の役割
3. 女性医師問題・バンク
4. 医師不足の解消へ
5. 医師不足と業務のあり方
6. 女性医師と多様な働き方
研修医の広場(金沢大学第三内科) ← 当科での研修の様子をご覧いただけます。
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 07:33 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)
本日、以下のような案内をいただきました。石川県としても、女性医師就業継続支援を行うべく努力されているようです。
女性医師の多い、私達の金沢大学 血液内科・呼吸器内科としても、この「支援事業」を支援するために、ブログ記事にしておきたいと思います。
女性医師就業継続支援事業
石川県では、結婚・出産・育児など家庭の事情で離職し、しばらく仕事をされていない女性医師で再就業を希望される方のための相談窓口を設置しました。
◇ ブランクがあるので勤務できるか不安
◇ 院内保育所のある病院に勤務したい
◇ 復帰前にトレーニングをうけたい
などの相談・お問い合わせをお受けします。
◇ 今は仕事を続けているが、育児で大変
◇ こういう改善ができたらよいのに
という女性医師の方についてもご相談・ご意見をお寄せください。
<相談窓口・お問い合わせ先>
石川県健康福祉部医療対策課内
石川県地域医療サポートセンター
電話:076-225-1449(直通)
FAX:076-225-1434
Eメール:iryoujin@pref.ishikawa.lg.jp
<ホームページでも各種情報提供しています>
石川県地域医療サポートセンターのホームページ内「女性医師就業継続支援事業」をご覧ください
石川県地域医療サポートセンターのアドレスは下記のとおりです
http://www.pref.ishikawa.jp/iryou/support/center.html
【以下は当科ブログで掲載中の関連記事です】
子育て女性医師に対する取り組み(5回シリーズ)
女性医師の時代の足音が聞こえますか
2. 女性医師の役割
3. 女性医師問題・バンク
4. 医師不足の解消へ
5. 医師不足と業務のあり方
6. 女性医師と多様な働き方
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 06:59 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)
(補足)
子育て女性医師に対する取り組み(金沢大学 血液内科・呼吸器内科)では、当科の取り組み状況をご覧いただけます。
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 06:20 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)
女性医師の時代の足音が聞こえますか
2. 女性医師の役割
3. 女性医師問題・バンク
4. 医師不足の解消へ
5. 医師不足と業務のあり方
6. 女性医師と多様な働き方
(関連記事)
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 06:18 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)
1回目からご覧いただきますと記事がつながっていますので、よろしくお願いいたします。
女性医師の時代の足音が聞こえますか (1) (2) (3) (4) (5) (6) ← 数字をクリック
女性医師の時代の足音が聞こえますか (6)
最後に、このような女性医師への対策は今後早急に必要なことでありますし、また大変有難いことだと思います。
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 04:44 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)
1回目からご覧いただきますと記事がつながっていますので、よろしくお願いいたします。
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女性医師の時代の足音が聞こえますか (5)
ここで思うのは、女性医師の問題を女性医師だけの対策で解決できるかという疑問です。
(続く)
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 05:07 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)
1回目からご覧いただきますと記事がつながっていますので、よろしくお願いいたします。
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女性医師の時代の足音が聞こえますか (4)
このような取組みはまだ始まったばかりだという印象ですが、実際に各地域や医療機関で具体的な対策に動きだしているところもあります。
(続く)
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 05:52 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)
以前の記事を未だ読んでおられない場合には、1回目からご覧いただきますと、記事がつながっています。
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女性医師の時代の足音が聞こえますか (3)
このような問題を女性医師だけでなく医療界全体の問題として捉え、厚生労働省や日本医師会が女性医師問題に対する対策活動を開始しています。
厚生労働省と 日本医師会が今年度(執筆当時:以下同様)、離職した女性医師の再就職を支援するため「女性医師バンク」を設立し、大阪と東京の2箇所を拠点に全国の女性医師の職業斡旋を行うと しています。
あわせて再就職を希望する女性医師には再教育を受ける制度が必要だと思われますが、具体的なことは現在検討中ということです。
また日本医師会 では平成16年に女性医師懇談会を設立し、さまざまな観点から女性医師問題の検討が始まっています。
各都道府県医師会にも積極的な活動を働きかけており、 現在のところ12都道府県医師会に女性医師問題を検討する部会や委員会が設立され今後も増える見通しです。
北陸では富山県が既に委員会を発足していました が、今年度石川県医師会、また金沢医師会にも新たな委員会が設立されました。
女性医師を多く抱えるわが医局から私を含む4名が委員になっています。
(続く)
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 06:53 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)
シリーズ『女性医師の時代の足音が聞こえますか』の2回目の記事です。
もし、1回目の記事を未読の場合には、1回目からご覧いただきますと、記事がつながっています。
女性医師の時代の足音が聞こえますか (1) (2) (3) (4) (5) (6) ← 数字をクリック
女性医師の時代の足音が聞こえますか(2)
世界的に見ても近年の女性医師の急増は著しく、2004年の厚生労働省の調査では、全医師数に占める女性医師の割合はポーランドの54.2%(執筆当時の統計:以下同じ)をトップに、フィンランドやポルトガルでは40-50%、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどでは35%以上、アメリカでは21.8%となっています。
わが国の現在の女性医師の割合は16.7%に留まっていますが、医師国家試験合格者における女性の割合が30%を越してから久しく、今後近い将来に新卒医師の約半数を女性医師が占め、いずれ欧米並みに女性医師が増えると予測されています。
また単に医師数だけでなく、2050年頃には医師の若い年代層を女性医師が占め、高齢者層を男性医師が占めるとも予測されており、女性医師がこれからの医療の大きな担い手になるのは間違いないでしょう。
しかし現在のところわが国では、免許取得後10年間に女性医師の就業率は急速に減少し、2006年の厚生労働省の発表では70%台に落ち込むとされています。
出産・育児を経て仕事との両立が困難であるのが主な原因であることは、全国的な調査で明らかになっています。この医師としての最初の10年間は、医療技術の習得と重なる30歳台の医師は、医育機関や第一線の医療機関で昼夜問わず激務をこなさなければなりません。
既に女性医師の割合の高い東欧諸国では、この年代の女性医師の就業率がほとんど低下しない国も数多く、日本とは異なる保育環境や職場環境などが整備されているのでしょう。このような先進諸国でも1970年台には、変化や整備に伴い、女性が働く国ほど子供が生まれているという調査結果がでているそうです。
わが国でも、女性にとって子供を生み育てるという素晴らしくも楽しい一時期を、仕事と無理なく両立できるという欲張りな願いがかなえば、少子化にも少し歯止めがかかるのかもしれません。
(続く)
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 05:48 | 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)
今回からシリーズで、『女性医師の時代の足音が聞こえますか』をお届けいたします。
著者は、石川県予防医学協会理事(予防医学クリニック院長 )の、魚谷知佳先生です。魚谷先生は、私たちの金沢大学 血液内科・呼吸器内科(第三内科)のご出身です。管理人とは同世代の先生ですが、見事に仕事と家庭を両立されて、バリバリとご活躍中です。
今回からシリーズでお届けする記事は、私たちの同門会報に魚谷先生が2年前に掲載されているのですが、大変示唆に富む素晴らしい原稿ですので、日本中の多くの方にご覧いただけるように、御本人の許可のもと、ブログ記事としても公開させていただきます。
女性医師の時代の足音が聞こえますか (1) (2) (3) (4) (5) (6) ← 数字をクリック
女性医師の時代の足音が聞こえますか(1)
皆さんは我が医局の「女医会」なるものの存在をご存知でしょうか。この会が発足して早10年余りになるでしょうか。実態は一年に一度、女医仲間が集まって、仕事や職場の話に留まらず、家事育児、料理の話に噂話、内輪の情報交換を行う親睦会のようなものです。女性医師の待遇改善を求めて活動しようなどといった動きは、今のところ全くありません。
しかし参加させて頂くたびに、「女医さん」が年々増えて活躍されていることに驚かされます。
また何気ない会話から、仕事や家庭・育児との両立など、皆それぞれが様々な悩みを持って頑張っている姿に、お互いが励まされているようにも感じています。
私が入局した昭和60年、この頃は全国的に女子医学生の割合も、医療現場で働く女性医師の割合も、まだ10%未満と低い状況でした。また診療科によっては、女性医師の入局大歓迎という雰囲気にない医局がいくつもあったのも事実です。
しかし、我が医局は女性医師に広く門戸を開いて、家庭との両立を支援する姿勢を見せて下さったのが大変印象的でした。
当時医局にはお二人の先輩女性医師がおられ、まさに子育てと仕事の両立を実践されておられました。子連れで実験されたり医局行事に参加されたりする姿に勇気付けられ、また周囲の先生方が暖かく見守ってくださる様子に感激したのを覚えています。実際医局は女性医師に出産後の勤務先や研究期間などいろいろ考慮して下さり、今思えば私など本当に甘えさせて頂いたと感謝しています。
しかしその後徐々に女性医師の数が増えて、「女医会」が発足した頃にはかなり状況が変わってきたようでした。女性医師の割合は増えましたが入局者数が伸び悩むようになり、さらに新しい研修医制度が追い討ちをかけた形で医師不足が深刻化してきました。
関連病院へ希望とおりに医師を派遣することも難しくなり、女性医師も産休明け早々に現場復帰が求められるようになってきました。しかしこれは我が医局に限らず、若い女性医師を擁する診療科全てに共通する状況かと思います。
女性医師も働きたいのはやまやまですが、幼い子供を抱えていては、当直や急の夜間呼び出しなどにも対応が難しく、他にもいろいろな面で育児と仕事との両立に苦慮しているのは間違いありません。これまでそれぞれの医局が中心となって人事関係中心の女性医師支援をしてくださり、各関連病院でも当直免除などの特別対応をしてくださる場合がありました。
しかし今後ますます女性医師の割合が増える状況では、医局に頼った女性医師支援だけでは限界があるのは明らかだと思います。(続く:数回にわたるシリーズになります)
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