2008年11月28日
日本臨床検査医学会と日本検査血液学会の合同シンポ(血液内科)
学会は、とてもたくさんあります。
私たちの金沢大学 血液内科・呼吸器内科と関連した学会のみでも多数(無数)にあります。
その中で、今回は「臨床検査医学会」を紹介させていただきたいと思います。この学会の面白いところは領域横断的なところです。
私たちと関連のある血液内科や呼吸器内科の領域も取り上げられていますが、内科系、外科系、基礎医学(病理を含む)のほとんど全ての領域を含んでいます。
血液学会、呼吸器学会のように1つの領域を深く追求する学会はとても大きな意義がありますが、これらの学会と同等以上に領域横断的な学会は意義が大きいのではないかと思っています。
参考までに現在名古屋で開催されている臨床検査医学会のシンポジウムの一つに以下のようなものがあります。
シンポジウム:血小板(数)異常を呈する疾患の病態ならびに診断
(これは、日本臨床検査医学会と日本検査血液学会の合同シンポジウムです)
● 総論:一次止血における血小板の役割
● 血小板機能異常
● 播種性血管内凝固症候群の病態と診断
● Thrombotic Microangiopathy(TMA)
● 抗リン脂質抗体症候群の病態と診断、特に抗リン脂質抗体と血小板異常について
● ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の病態ならびに診断
● ITP診療の進歩
● 骨髄増殖性疾患
(参考サイトのリンク)
日本臨床検査医学会
日本臨床検査専門医会
日本検査血液学会
日本血栓止血学会
国際血栓止血学会(ISTH)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 19:14| 学会・地方会 | コメント(0) | トラックバック(0)