2008年12月12日
GVHD(分類、ステージ、重症度、ガイドラインなど)
移植片対宿主病(GVHD)
1) ドナーのリンパ球が患者のからだを攻撃する拒絶反応。
2) GVHDには、
1. 急性GVHD:同種造血幹細胞移植が行われてから100日以内に起こりやすい。
2. 慢性GVHD:同種造血幹細胞移植が行われてから100日を過ぎてから起こりやすい。
(備考)ただし、移植から100日以降に急性GVHDがみられたり、逆に慢性GVHDが100日以内に起こることもある。また、急性 GVHDと慢性GVHDの症状が同時に起こることもあり、その場合は慢性GVHDに分類される。
移植片対宿主病(GVHD)の分類、急性GVHD臓器障害のステージ・重症度分類(グレード)、慢性GVHDの診断・臨床徴候・臓器スコア・重症度分類・重症度分類のフローチャート・発症様式、ECOG performance statusなどに関する記事は以下から御覧いただけます。
移植片対宿主病(GVHD)の分類と診断 ← クリック
また、造血幹細胞移植(GVHDを含む)に関する記事は以下から御覧頂けます。
造血幹細胞移植 ← クリック
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 05:37| 血液疾患(汎血球減少、移植他) | コメント(0) | トラックバック(0)