2009年11月29日
血栓性素因:臨床検査からみた血栓症(1)
深部静脈血栓症/肺塞栓の関連記事は、こちらから。。
http://www.3nai.jp/weblog/entry/29524.html
臨床現場において行う血栓性素因の検査の意義としては、以下の点が挙げられると思います。
1)若年性あるいは再発性血栓症の原因検索として行う。
2)術中・術後の静脈血栓塞栓症の発症予防のための術前検査として行う。
特に、2004年に「肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症(静脈血栓塞栓症)予防ガイドライン」が発表されて以降、術前における血栓性素因の検査依頼は急増し、その重要性が認識されつつあります。
そこで、今回のシリーズでは、血栓性素因の原因検索を行う上での血液検査の注意点や臨床上の問題点などについて、記事にしてみたいと思います。
【関連記事】
・血液凝固検査入門(図解シリーズ)
【リンク】
金沢大学 血液内科・呼吸器内科ホームページ
金沢大学 血液内科・呼吸器内科ブログ
研修医・入局者募集
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 20:42| 血栓性疾患 | コメント(0)