金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2013年02月07日

金沢大学第三内科:血液・移植グループ研究室紹介(5)

金沢大学第三内科:血液・移植グループ研究室紹介(4)より続く。

 
血液・移植グループ(5)

研究

【高松博幸】

図

 

症例特異的プライマーを用いたPCR法による自家移植片中微小残存病変 (MRD)の有無が多発性骨髄腫の予後に大きく関わること(図1A)と、molecular CR (mCR)症例では長期無増悪生存が可能であること(図1B)を報告しました(2011年米国血液学会)。


その結果に基づいて「症例特異的プライマーを用いた多発性骨髄腫微小残存病変検出と予後に関する検討(北陸造血器腫瘍研究会、JMSG0901附随研究、JSCT-MM12臨床研究)」と「次世代シークエンサーを用いた多発性骨髄腫微小残存病変の検出と予後に関する検討」という二つの重要な臨床研究を遂行しています。 

 

平成25年3月7日〜9日に中尾眞二教授が第35回日本造血細胞移植学会総会を開催されます。

OBの先生方も是非ご参加ください。


(文責:山崎宏人)

 

(続く)金沢大学第三内科:血液・移植研究室紹介(インデックス)

 

<リンク>

血液凝固検査入門(図解シリーズ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
金沢大学血液内科・呼吸器内科HP
金沢大学血液内科・呼吸器内科ブログ
研修医・入局者募集

参考:血栓止血の臨床日本血栓止血学会HPへ)

投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:29| 血液内科