2013年11月23日
金沢医療センター(1):国立金沢病院
金沢大学第三内科(血液・呼吸器内科)同門会報の原稿からです。
病院紹介「金沢医療センター」
金沢医療センター呼吸器科部長
北 俊之(平成5年入局)
金沢医療センターは、金沢市の中心街に近い東側の小立野台地に位置し、日本三名園の一つである特別名勝兼六園に隣接しています。
病院の周りを土塀がぐるりと取り囲んでおり、8500坪の敷地を囲む土塀の長さは282メートルあります。
かつて「加賀八家」と呼ばれた加賀藩家老のひとつ奥村家の屋敷跡に建てられています。
皆様、衛戍(えいじゅ)病院をご存知でしょうか。
金沢衛戍病院は、金沢医療センターの前身であり、明治6(1873)年、金沢城跡内に置かれた歩兵部隊の病院として設けられ、傷病兵が収容されました。
部隊の増加に伴って、明治32(1899)年、現在地・金沢市出羽町(現下石引町)に新築され、昭和20年(1945年)の終戦に至るまで多くの傷病兵の治療に携わってきました。
終戦により、昭和20年12月、国民を対象とする国直営の医療機関・厚生省の国立金沢病院として再発足しました。
平成16年には、独立行政法人国立病院機構「金沢医療センター」に名称変更し、現在に至っております。
(続く)金沢医療センター(2):ハイブリッド血管撮影室へ
<リンク>:臨床に直結する血栓止血学
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:23| その他