2013年11月24日
金沢医療センター(2):ハイブリッド血管撮影室
金沢医療センター(1):国立金沢病院より続く。
病院紹介「金沢医療センター」(2) by 北 俊之
当院は、標榜診療科が23科の総合病院(639床)ですが、なかでも「循環器・血管」と「がん」の両分野に重点を置いています。
平成19年1月には地域がん診療連携拠点病院の指定を受け、さらに、平成20年4月には県内初の「地域医療支援病院」に指定されて以来、北陸の基幹病院として地域医療に貢献することを使命としてきました。
平成20年5月に地域医療連携システム「百万石メディねっと」を導入し、「かかりつけ医」の先生方とオンラインで当院の医療情報を共有でき、患者さんは「かかりつけ医」の先生方の診療所で当院の情報を参考に診療を受けることができるようになりました。
当院の長年の悲願であった原子力センター、手術部、中央放射線部の増改築が施行され、平成24年7月には、地下1階、地上3階の「中央診療棟」が完成し、CT室、放射線治療室、小線源治療室、アイソトープ室などが移設されました。
また、北陸初のハイブリッド血管撮影室が新設されました。
ハイブリッド血管撮影室とは、部屋の環境(清潔度・照明・麻酔器など)と治療に必要なレントゲン装置が合体している最新鋭のカテーテル血管撮影室のことです。
これまで、清潔環境がより必要な治療は「手術室」で、血管情報がより必要な治療は「レントゲン室」で別々に行われてきましたが、これらの治療がハイブリッド血管撮影室で行われることにより、これまで以上に精度の高い治療が安全・確実に行えるようになりました。
ますます地域医療レベルの向上に貢献できるものと思われます。
さて、この新しい中央診療棟ですが、壁の色が茶色にとなっており、当院既存の建物の薄緑色とは違う色となっています。
これは、市の景観条例に配慮したもので、兼六園等周囲の歴史的遺産・観光資源により調和した色調となっています(兼六坂から上がって来ると、色の違いに気づきます)。
また、北陸初のハイブリッド血管撮影室が新設されました。
ハイブリッド血管撮影室とは、部屋の環境(清潔度・照明・麻酔器など)と治療に必要なレントゲン装置が合体している最新鋭のカテーテル血管撮影室のことです。
これまで、清潔環境がより必要な治療は「手術室」で、血管情報がより必要な治療は「レントゲン室」で別々に行われてきましたが、これらの治療がハイブリッド血管撮影室で行われることにより、これまで以上に精度の高い治療が安全・確実に行えるようになりました。
ますます地域医療レベルの向上に貢献できるものと思われます。
さて、この新しい中央診療棟ですが、壁の色が茶色にとなっており、当院既存の建物の薄緑色とは違う色となっています。
これは、市の景観条例に配慮したもので、兼六園等周囲の歴史的遺産・観光資源により調和した色調となっています(兼六坂から上がって来ると、色の違いに気づきます)。
(続く)金沢医療センター(3):呼吸器科/金沢大学第三内科へ
<リンク>:臨床に直結する血栓止血学
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:32| その他