金沢大学第三内科(血液・呼吸器内科)入局後1年を振り返って(5)
金沢大学第三内科(血液・呼吸器内科)同門会報からです。
今回は「入局後1年を振り返って」です。
入局後1年を振り返って 芝 靖貴(平成24年度入局)
2003年に医師となった後、約10年は東京医科歯科大学の呼吸器内科に属し、関東のいくつかの関連病院、大学病院で勤務しておりました。
実家が南砺市の寺院で自分が長男であったため、いずれは実家にという思いはありましたが、真剣に考えることなく月日が過ぎていきました。
2011年のある時、妻から長女が幼稚園に入るし、そろそろ実家に帰るべきではという提案がありました。
なるほどと賛成し金沢大学第三内科の山崎宏人先生に連絡させていただき入局を許可されました。
2012年4月に現在もお世話になっている富山市民病院に配属され、北陸での医師人生がスタートしました。
働き始めてまず、当たり前のことですが、職場といえども容赦なくなつかしい富山弁が飛び交っていることに居心地のよさを感じました。
次に上級医になれば患者さんをもつよりは下級医からのアドバイザー的な役割を果たすのが当たり前という関東の病院とは違い、上級医、下級医関係なく同じように患者さんを担当し、極端に担当患者数が少ない医師は上級医であろうと許されないことに驚かされました。
他科とのかかわりにおいてもその点が反映され、上級医は上級医、下級医は下級医と連絡をとりあうため、他科の上級医とは話したことがないといったこともなく、誰にでも相談できるような環境が富山市民病院にはありました。
非常に働きやすい環境に大変満足しております。
入局2年目でまだまだ不慣れなこともあり皆さんにご迷惑をかけることもあるかもしれませんがこれからもよろしくお願いいたします。
<リンク>「臨床に直結する血栓止血学」
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)へ
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参考:血栓止血の臨床(日本血栓止血学会HPへ)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:34| 研修医の広場