2014年12月09日
やわたメディカルセンター(2)リハビリテーション
やわたメディカルセンター(2)
循環器内科では心疾患のみならず、下肢血管に対しでもカテーテル治療や運動療法を行い、低温サウナによる心不全治療(和温療法)にも取り組んでいます。
整形外科では、関節外科、脊椎外科、スポーツ外来、リハビリテーションを中心に、患者様の身体に負担をかけない治療を目指し、手術は関節鏡をはじめとする低侵襲手術を多く採用しています。
リウマチ科では生物学的製剤を含めた薬剤を使用し、滑膜切除術、人工関節置換術なども積極的に行っています。
小児整形外科では、股関節の診断に超音波検査を取り入れており、自立支援医療(育成・更生医療)の指定医療機関です。
リハビリテーション科では、機能訓練、後療法のみを行うだけではなく、QOL向上のために、さまざまな取り組みを行っています。
回復期リハビリ病棟では、脳血管疾患や大腿骨頚部骨折等の方に対して、寝たきり防止と家庭復帰を目的としたリハビリ計画を医師、看護師,理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士等が共同で作成し、これに基づくアプローチを集中的に1年365日行っており、平成24年4月には回復期リハビリテーション病棟入院料1を県内で初めて取得しています。
リハビリテーションに関しては、急性期病床においても充実しており、病棟専属の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士が常駐しています。
当院では、高齢の入院患者が多いこともあり、循環器疾患に対する心臓血管リハビリ、脳血管障害に対するリハビリ以外にも、肺炎などの疾病で入院されても早期からリハビリ介入を行い、寝たきりにならず、体力やADLの維持、回復が達成できるように取り組んでいます。
誤嚥性肺炎の方でも摂食評価、リハビリを行い、単に肺炎を治すことだけでなく、肺炎を繰り返さないことを目標に診療を行っています。
実際に施設などで寝たきりに近いADLだった方が、肺炎などで状態が悪くなり入院されたにもかかわらず、リハビリ介入により歩いて退院できたという経験が少なからずあります。
(続く)やわたメディカルセンター(インデックス)へ
<リンク>推薦書籍「臨床に直結する血栓止血学」
血液凝固検査入門(図解シリーズ)へ
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)へ
金沢大学血液内科・呼吸器内科HPへ
金沢大学血液内科・呼吸器内科ブログへ
研修医・入局者募集へ
参考:血栓止血の臨床(日本血栓止血学会HPへ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)へ
金沢大学血液内科・呼吸器内科HPへ
金沢大学血液内科・呼吸器内科ブログへ
研修医・入局者募集へ
参考:血栓止血の臨床(日本血栓止血学会HPへ)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:07| その他