やわたメディカルセンター(3)北陸体力科学研究所
やわたメディカルセンター(3)
当院の診療以外の特徴として、スポーツ好きの職員が多いこともあげられるかと思います。
仕事終わりに隣接する北陸体力科学研究所のジムで汗を流すという人も多く、運動をすることが日常的な雰囲気です。
また、通院されている方の中には、ジムにも通っていて診察が終わったら運動してから帰るという方もいらっしゃいます。
北陸体力科学研究所はスポーツ科学に早くから取り組んできたとのことで、有名な選手がトレーニングに来たりされているようです。
以前はシーズンオフにプロ野球選手が自主トレーニングに利用されたりすることもあったようで、大リーグで活躍したN選手やM選手も利用されていたとのことです。
私が当院に赴任したのは平成25年ですが、呼吸器内科に関しては中村暁子先生が早くから睡眠時無呼吸症候群の診断、治療に取り組んでおり、現在は450人前後の方のCPAP治療を行っています。
検査についてもPSGを積極的に行っており、マニュアルタイトレーションも行っています。
肺癌については当院で積極的に診療できる体制が整っているとは言い難いのですが、笠原准教授が外来診療に来て下さいますので、ご指導を受けながら対応しております。
気道疾患におきましては、呼吸機能検査で気道過敏性テストまでは今までも可能でしたが、新たに咳テストも開始し、呼気NO検査も測定できるようになりましたので喘息、COPD診療の充実と将来的には咳専門外来をできる体制を整えていきたいと考えています。
今後も大学病院、近隣医療機関と連携しながら地域の医療を支えていけたらと思っております。
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<リンク>推薦書籍「臨床に直結する血栓止血学」
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)へ
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参考:血栓止血の臨床(日本血栓止血学会HPへ)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:15| その他