金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2015年01月09日

金沢大学第三内科(血液・呼吸器内科):若い人たちと

金沢大学第三内科(血液・呼吸器内科)同門会報原稿からです。

金沢大学第三内科:教授便り(インデックス)


<教授便り>(6) 若い人たちと

ただ、塩野谷先生も実際には定年の3年前まで名大の教授を勤められたことから分かるように、教授職はもちろん悪い仕事ではありません。

前述した教員の三つの本務はいずれも楽しいものです。

特に、若い人たちと議論しながら臨床・研究で新しい知見を生み出して行くことができるのは教授の特権と言っても良いでしょう。

教授を辞めたくなる人がいるとすれば、教授になる前に、本務以外の雑用を含めたすべてが教授の仕事であることを十分に理解していなかった場合だと思います。

管理的な仕事のエフォートが日本に比べてはるかに少ないアメリカの医学部教授と比べると大きなハンディはありますが、日本の大学で職に就いた以上、割り切って雑用を楽しむしかありません。

 

<リンク>推薦書籍「臨床に直結する血栓止血学

血液凝固検査入門(図解シリーズ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
金沢大学血液内科・呼吸器内科HP
金沢大学血液内科・呼吸器内科ブログ
研修医・入局者募集

参考:血栓止血の臨床日本血栓止血学会HPへ)
 

投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:40| 研修医の広場