血液内科学卒業試験:骨髄異形成症候群& EBウイルス
平成26年度 血液内科学卒業試験(BSL評価試験)
平成26年9月9日(火)(60分間)
6. 造血必須物質に関する以下の記載のうち誤りはどれか。1つ選べ。
a. 発作性夜間血色素尿症では鉄欠乏が起こりやすい。
b. 長期経腸栄養患者では亜鉛欠乏による貧血が起こりすい。
c. 代謝拮抗薬投与は葉酸欠乏による巨赤芽球性貧血をひき起こす。
d. ビタミン B12欠乏性貧血は菜食主義者に起こりやすい。
e. 鉄欠乏性貧血の治療には酸化鉄が用いられる。
7. 骨髄異形成症候群の予後に影響を与える因子はどれか。3つ選べ。
(1) 血小板減少の程度
(2) 染色体異常の種類
(3) 骨髄中の芽球の割合
(4) 網状赤血球数
(5) 骨髄細胞における異形成の程度
a (1), (2), (3) b (1), (2), (5) c (1), (4), (5) d (2), (3), (4) e (3), (4), (5)
8. EBウイルスが発症に関与するリンパ系腫瘍はどれか。3つ選べ。
(1) 血管内大細胞型B細胞リンパ腫
(2) リンパ形質細胞性リンパ腫
(3) 移植後リンパ増殖性疾患
(4) 節外性NK/T細胞リンパ腫
(5) ホジキンリンパ腫
a (1), (2), (3) b (1), (2), (5) c (1), (4), (5) d (2), (3), (4) e (3), (4), (5)
(正答)
6)b
7)a
8)e
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:56 | 医師国家試験・専門医試験対策