金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2008年11月23日

慢性咳嗽:咳喘息、アトピー咳嗽、副鼻腔気管支症候群など

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慢性咳嗽
問診、身体所見、胸部単純X線検査やスパイログラフィーなどの一般検査では原因を特定できない8週間以上持続する咳嗽が唯一の症状であるもの。


咳嗽
湿性咳嗽:喀痰を喀出するための生理的咳嗽(防御反応)。気道の過分泌がポイント。
乾性咳嗽:咳嗽が一次的に発症する病的咳嗽。

(乾性咳嗽の発症機序)少なくとも以下の二つがある。
1)気道の咳感受性亢進によって咳嗽が発症する機序:アトピー咳嗽、胃食道逆流による咳嗽、アンギオテンシン変換酵素阻害薬による咳嗽など
2)気管支平滑筋の収縮がトリガーとなって咳嗽が発症する機序:咳喘息、喘息の咳嗽


本邦における慢性咳嗽の三大原因疾患は、咳喘息(乾性咳嗽)、アトピー咳嗽(乾性咳嗽)、副鼻腔気管支症候群(湿性咳嗽)である。

この内容の関する本格記事は、以下からご覧いただけます。
NETセミナー:慢性咳嗽の診療

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【シリーズ】  咳嗽の診断と治療

1)ガイドライン

2)咳嗽の定義 & 性状

3)急性咳嗽

4)遷延性咳嗽 & 慢性咳嗽

5)咳嗽の発症機序

6)診断フローチャート

7)咳喘息

8)アトピー咳嗽 vs. 咳喘息

9)副鼻腔気管支症候群(SBS)

10) 胃食道逆流症(GERD)

11)慢性咳嗽&ガイドライン

 

【関連記事】 好酸球性下気道疾患

1)概念 & β2-刺激薬の特徴

2)咳喘息

3)アトピー咳嗽 & 非喘息性好酸球性気管支炎

4)咳喘息・アトピー咳嗽・非喘息性好酸球性気管支炎の関係

 


【関連記事】NETセミナー

慢性咳嗽の診療

非小細胞肺癌治療の最前線

肺がんに気づくサイン

 

 
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 07:02| 研修医/学生用ミニセミナー | コメント(0) | トラックバック(0)

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