2008年11月16日
輸血後感染症頻度(HBV、HCV、HIV)
輸血学の重要ポイントを記事でアップさせていただきます。
■ 献血者は年間540万人
■ 輸血を受ける患者は年間120万人
■ ウイルス感染症は核酸増幅検査(NAT)導入後激減
■ HBV
○ ウイルスが献血内に存在する確率=13万人に1人(スクリーニング検査陰性でNAT陽性)
○ 輸血による感染者数=年間13-17例
○ 輸血を受ける患者8万人に1人
○ 輸血35万本に1件
■ HCV
○ ウイルスが献血内に存在する確率=2,200万人に1人(スクリーニング検査陰性でNAT陽性)
○ 感染症例が少なくリスクも推定困難な程低い
■ HIV
○ ウイルスが献血内に存在する確率=1,100万人に1人(スクリーニング検査陰性でNAT陽性)
○ 感染症例が少なくリスクも推定困難な程低い
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 07:24| 輸血学 | コメント(0) | トラックバック(0)