日本血栓止血学会学術標準化委員会シンポジウム (プログラム)
第4回日本血栓止血学会学術標準化委員会シンポジウム
Scientific Standardization Committee(SSC)2009シンポジウム
http://www.jsth.org/news/0063.html
プログラムの最終版を掲載させていただきます。学会員でなくても参加できますので、研修医の皆さん、医学生の皆さんのご参加を、心よりお待ちしています。
日 時:平成21年11月21日(土) 9:30〜16:00
会 場:慶應義塾大学医学部構内(東京都新宿区信濃町35)
世話人:福武 勝幸(東京医科大学 臨床検査医学講座)
参加費:無料(資料代 2,000円)
VWD/TTP部会 9:40 〜 12:00
「VWFと疾患 −止血と血栓における二面性の理解と日常診療への応用− 」
【1部:VWFの二面性と病態】
座長: 西尾健治(奈良県立医科大学 救急医学教室)、松井太衛(藤田保健衛生大学 医療科学部生物学)
1. VWFの産生と消化
松下 正(名古屋大学 血液・腫瘍内科)
2. ADAMTS13によるVWFの認識機構
小亀浩市(国立循環器病センター研究所 脈管生理部)
3. 本邦におけるTMAの解析状況
松本雅則、藤村吉博(奈良県立医科大学 輸血部)
4. 本邦における後天性vWSの実態
毛利 博(藤枝市立総合病院)
5. Type2B vWDと巨大血小板症
國島伸治(国立病院機構名古屋医療センター 臨床研究センター)
【2部:VWDの日常診療】
座長: 松下 正(名古屋大学 血液・腫瘍内科) 、日笠 聡(兵庫医科大学 血液内科)
6. 本邦における先天性von Willebrand病患者の診療実態と問題点 〜アンケート調査から〜
西野正人(奈良県立三室病院 小児科)
7. 欧米の現況(ISTH、NIHガイドラインなど)
松下 正(名古屋大学 血液・腫瘍内科)
8. オープンディスカッション(15分間)
凝固線溶検査部会 (パネルディスカッション) 9:40 〜 12:00
座長: 山 哲(聖マリアンナ医科大学病院 臨床検査部)、福武勝幸(東京医科大学 臨床検査医学講座)
1. 凝固線溶検査の標準化に向けて、今、だれが何をしたらよいのか
福武勝幸(東京医科大学 臨床検査医学講座)
抗リン脂質抗体部会 9:40 〜 12:00
「抗リン脂質症候群診断に向けた新展開」
座長: 家子正裕(北海道医療大学 内科)、山崎雅英(金沢大学大学院医学系研究科 細胞移植学)
1. Opening remarks
山�雅英(金沢大学大学院医学系研究科 細胞移植学)
2. 抗リン脂質抗体症候群におけるフォスファチジルセリン依存性抗プロトロンビン抗体(aPS/PT)
の臨床的意義
保田晋助、渥美達也(北海道大学大学院医学系研究科 内科学講座・第2内科)
3. 抗カルジオリピン抗体、抗プロトロンビン抗体 (aPS/PT) 測定の問題点
:我が国における99パーセンタイルはいくつか?
野島順三(山口大学大学院医学系研究科・生体情報検査学)
4. ISTH-SSC ループスアンチコアグラント(LA) 診断ガイドライン改訂版とその問題点
山�雅英(金沢大学大学院医学系研究科 細胞移植学)
5. LA測定用サンプルの調整法に関する検討
−二重遠心処理血漿とフィルター処理血漿の利点と欠点−
吉田美香、内藤澄悦、家子正裕(北海道医療大学 内科)、森 悠丞、山�雅英、渥美達也
血友病部会 13:30 〜 15:50
「わが国における血友病治療センター構想」
座長: 嶋 緑倫(奈良県立医科大学 小児科)、岡 敏明(札幌徳洲会病院 小児科)
1. 血友病治療センターの意義と我が国の現状
白幡 聡(北九州総合病院)
2. Hemophilia Network in Korea
Ki-Young Yoo(Korea Hemophilia Foundation)
3. アメリカにおける血友病関連医薬品の取り扱いについて
角田博道(明治薬科大学 医療経済学教室)
4. 厚労科研補助金による「血友病患者データベース構築に関する研究」
吉岡 章(奈良県立医科大学)
5. 患者会からの見解
松本剛史(三重大学医学部附属病院 輸血部・血液内科)
6. 血友病への行政的対応について
大竹輝臣(厚生労働省健康局 疾病対策課)
DIC部会 13:30 〜 15:50
「DIC研究の最前線 −病態・診断・治療−」
【I部】
座長: 朝倉英策(金沢大学附属病院 高密度無菌治療部)、岡本好司(産業医科大学 第一外科学)
1. 外傷急性期凝固異常をどう捉えるか
久志本成樹(日本医科大学 救急医学)
2. DICと線溶病態
内場光浩(熊本大学医学部附属病院 輸血部)
3. 新たなDICの診断基準作成のためのプロスペクテイブスタデイの結果
川杉和夫(帝京大学医学部 内科学講座)
4. 感染症DICを考慮した現厚生労働省DIC診断基準の検討
窓岩清治(自治医科大学分子病態治療研究センター分子病態研究部)
【II 部】
座長: 関 義信(新潟県立新発田病院 内科)、窓岩清治(自治医科大学分子病態治療研究センター分子病態研究部)
5. DIC診断に関する部会員アンケート調査結果について(その1)
森下英理子(金沢大学大学院医学系研究科 病態検査学)
6. 敗血症DIC・臓器障害に対する治療機序解明の試み −HMGB1制御の可能性−
岡本好司(産業医科大学 第一外科学)
7. アンチトロンビンを軸とする併用療法に関する基礎的検討
射場敏明(順天堂大学医学部附属順天堂医院 救急災害医学)
血栓性素因部会 13:30 〜 15:50
「血栓性素因・プロテインS欠乏症/欠損症をめぐる最近の話題」
座長: 小嶋哲人(名古屋大学医学部 保健学科)
宮田敏行(国立循環器病センター 研究所病因部)
1. 先天性および後天性プロテインS欠損症の臨床
森下英理子(金沢大学大学院医学系研究科 病態検査学)
2. プロテインS欠損症:国立循環器病センターでの研究
宮田敏行1、根木玲子2(国立循環器病センター 1研究所病因部、2周産期治療部)
3. 食品成分によるプロテインS発現調節
津田博子(中村学園大学 栄養科学部)
4. 女性ホルモンとプロテインS欠乏症
鈴木敦夫、小嶋哲人(名古屋大学医学部 保健学科)
5. 敗血症とプロテインS低下症
林 辰弥1,2、岸和田昌之3、西岡淳二4、鈴木宏治2(1三重県立看護大学看護学部 生化学、
2三重大学大学院医学系研究科 分子病態学、3同 肝胆膵外科学、4三重大学医学部附属病院 中央検査部)
ランチョンセミナー 1 12:10 〜 13:10
座長: 瀧 正志(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 小児科)
演者: 血友病Aに対する自己血管内皮前駆細胞を用いた細胞療法
−より安全でかつ効果的な治療法の確立を目指して−
松井英人(奈良県立医科大学 血栓制御医学講座)
後援:バイエル薬品株式会社
ランチョンセミナー 2 12:10 〜 13:10
座長: 坂田洋一 (自治医科大学 分子病態治療研究センター)
演者: 悪性腫瘍 (造血器を含む)におけるDICの病態と臨床
朝倉英策(金沢大学附属病院 高密度無菌治療部)
後援:旭化成ファーマ株式会社
ランチョンセミナー3 12:10 〜 13:10
座長: 和田英夫(三重大学大学院医学系研究科 病態解明医学講座)
演者:静脈血栓塞栓症の予防と治療 −フォンダパリヌクスの導入と今後の展望−
山田典一(三重大学大学院医学系研究科 循環器内科学)
後援:グラクソ・スミスクライン株式会社
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 21:57| 血栓止血(血管診療) | コメント(0)