金沢大学医学部:入学試験
平成22年2月25日(木)は、国立大学の入学試験(前期)がありました。
管理人は、金沢大学医学部の入学試験監督員の1人としての業務をいただく機会を得たのですが、この日は2月とは思えない暖かさ(暑さ)だったように思います。
気候のみでなく、受験生の熱気もあったと思います。受験生は真剣そのものです。熱気で試験会場が充満されていたかも知れません。
受験科目は、英語、理科(物理、化学)、数学でした。
最後の数学の解答用紙を回収する時に感じましたが、10人いますと、受験生の答えが数種類以上あったように思います。数学ですから、答えは一つなのだと思います。正答に至らなかった受験生も多いのかと思うと辛くなりますした。
全学生が、この日に至るまで一生懸命頑張ってきたので、全員を合格にしてあげたいのですが、それができないのがとても残念です。
是非とも、合否の結果のみではなく、これまで懸命に頑張ってきたことに誇りを持っていただきたいと思います。
合格をゲットした人は、入学後しっかり勉強して、悩める患者さんを救える臨床医(良医)の道、病気克服のための医学基礎研究の道、人類の健康を考える厚生医療の道などを極めて欲しいと思います。
倍率の関係で残念ながら合格できない人も、残念ながら多数出てしまいます。
しかし、チャンスは今回限りではありません。来年、再来年、その後もチャレンジする道があります。
あるいは、医学領域に関心があった場合、臨床医を目指す以外にも、医療と関連した多くの道があると思います。
是非とも、どのような形であれ、将来社会に貢献できる人材になって欲しいと思います。
たった一度だけの人生ですから。。。
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 21:58| その他 | コメント(0)