2010年03月29日
金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(当科の女性医師)(4)
金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会(子育て中の女医)(3)より続く
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ある先生は、
“女医さん一人が医者になるためにどれだけお金がかかっているか、特に国立大学卒業の先生は国からどれほどの税金が自分に掛けられているか、それを考えてください。
それを考えると、細々とでもいいから医者をやめずに続けていってほしいと思います。
また、悲しい現状ですが、現在の医師不足は女医が増えたからだと思っている医師が半数以上いる(全国的な話です)現実を考えると、その結果としてあってはなりませんが、女子医学生の定員が減らされる時がくるかもしれない、でもそうではなくて、女性医師の考え方、医局、職場の体制を変えていかねばならない、そしてそれはまだまだ発展途上で、それを変えていくのは若い女性医師たちであり、あなたたちなのです。”
とおっしゃっていました。
まさにその通りだと思います。
金沢大学 血液・呼吸器内科はいち早くそのスタートをきっているのではないかと思いますが、次に必要なのは一緒に色んな意味で向上していける仲間を増やすことなのではないかと思います。
以上、たくさん書きましたがこの金沢大学 血液・呼吸器内科茶話会を通じて、少しでも女性医師の働き方の理解が深まったらいいなぁと思っています。
そしてあくまでこれは勧誘ではありません(その結果、血液・呼吸器内科に入っていただけたら私達は非常にうれしいのですが)ので、これからもたくさんの学生さんに参加していただけたら少しでも私達のことを理解していただけるのではないかと思います。
最後に、会を企画運営してくださっている杉森先生、ありがとうございました。
また、いつもは不定期に開催されていて突然の案内になってしまったことを反省し、今後は年2回の開催(7月、12月ころ)に茶話会を開催することとし、日時が決定したらなるべく早くにお知らせすることにします。
以上、茶話会の報告でした。
(呼吸器内科 早稲田)
【リンク】
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
血液凝固検査入門(図解シリーズ)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 06:37| 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0)