2010年04月17日
丸山征郎先生、鈴木宏治先生ほか:トロンボモジュリン
文部科学大臣賞 受賞おめでとうございます!
血液内科、血栓止血領域で活動している私たちにとって、嬉しいニュースです。
鹿児島大学の丸山征郎先生、三重大学の鈴木宏治先生、山本修司 元(財)野口研究所顧問 、旭化成ファーマ(株)医薬営業部ARTプロジェクトの図師通孝学術グループ長および青木喜和副プロジェクト長の5名が、この程、平成22年度文部科学大臣表彰科学技術賞 を受賞されました。
業績名
「血管内皮の抗血栓分子トロンボモデュリン に関する総合的研究」
トロンボモジュリンは、製品名リコモジュリンとして、播種性血管内凝固症候群(DIC)治療の特効薬として既に臨床の現場で大活躍しています。
丸山先生、鈴木先生たちは、長年にわたりトロンボモジュリンの研究に精力的にとりこまれてきました。
今回の受賞は、血栓止血学を学ぶ私たちにとっても大きな喜びでです。本当におめでとうございます。
なお、第33回日本血栓止血学会が、丸山征郎会長のもと鹿児島(4/22〜4/24)で開催されますが、その直前の受賞ということで、とても感慨深いものがあります。
【リンク】
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
血液凝固検査入門(図解シリーズ)
文部科学省HPへ(受賞記事)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:43| 血栓止血(血管診療) | コメント(0)