金沢大学 第三内科 新入医局員紹介(2)
新入医局員紹介の記事の連載です。
前回に続きまして、出典は、金沢大学第三内科(血液・呼吸器内科)の同門会誌からです。
宗本 早織
平成20年4月より入局させていただいた宗本早織と申します。
私は金沢大学を卒業した後に市立砺波総合病院で2年間の研修をさせていただきました。研修している最中は様々な科をまわるためその科ごとの良さがあり、どの科にするか1月頃まで悩んでいました。
しかし、その研修先で出会った先生に「唯一、癌を治せる内科医が血液内科医だ」と言われ血液内科として歩んでいくことを決めました。
血液内科は疾患自体も重くきついイメージがありましたが、実際はそんなことはありませんでした。
患者さんは他科と比較して年齢が若いため、病気と闘っていこうという気力がいっそう強くその思いにいつも自分も頑張らねばと励まされます。長期戦であるが故に寛解に至り退院できるとなると大変嬉しく思います。
医師として働きだしてからは失敗し落ち込むことも多々ありました。しかし、こんな自分でも患者さんに必要としていただき、本当にやりがいがあります。普通のOLでは絶対に経験できなかったことも色々と経験でき、飽きることのない日々の連続です。
また、周囲の先生方やスタッフの方々に助けていただいていることも大きいと思います。
大学病院では多くの血液内科の先生方がいたため何でも相談できました。お花見や新年会などもあり、仕事以外でも楽しく過ごさせてもらっています。
まだまだ未熟であり、毎日勉強しても足りないくらいですが、これからも全力で頑張っていきたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
【リンク】
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
血液凝固検査入門(図解シリーズ)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 02:13| 研修医の広場 | コメント(0)