血栓止血学会(鹿児島)学会の寄り道:屋久島の飛魚ほか
血栓止血学会(鹿児島)学会の寄り道:後天性血友病ほか より続く。
【学会の寄り道】(3)
学会出張の楽しみの一つに、その街の食べ物があるかと思います。鹿児島は、黒豚・白豚・鶏の絡んだ飲食店が多い印象でした。
対して屋久島で印象的だったのが、飛魚(とびうお)です。
屋久島は飛魚の漁で日本一だそうで、特に島の東部にある安房港では年間1000tの水揚げがあるそうです(全国で水揚げされる飛魚の約2割が鹿児島県産、そのうち約7割が屋久島産だそうです)。
30 種類前後の飛魚が黒潮にのって回遊し、その多くが屋久島沖を通過するそうです。
写真はその安房港近くの「屋久どん」という料理屋さんでいただいた、飛魚の刺身です。
飛魚は鮮度が落ちやすく、他の魚と比べて本土では出回りにくく、なかなか食べる機会が少ないとのことです。私も初めて食べてみました。
身がしまっていて、ぷりぷりとした食感、とてもおいしかったです。
しなやかな筋(すじ)に薄いながらも硬くぴんと張った胸ひれは、まさに鳥の羽根のようでした。
飛魚は脂肪が少なく、高タンパク低カロリーの優良食材であり、刺身・塩焼・唐揚げ・干物・すり身で食べられ、 すり身で作られる「つきあげ」も美味だそうです。
屋久島に行かれる機会がありましたら、召し上がられることをお勧めします。
写真のラーメン(右)は同じ安房港近くの「麺屋 琉誠」でいただいた、「やみつきラーメン」です。左は「安房ラーメン」というチャーシュー麺です。「やみつきラーメン」も要はチャーシュー麺なのですが、二種類のマー油を使っていて、にんにくを焦がしたのでしょうか?そんな味がする黒いめんつゆです。若干の苦味があるようですが、なじんでくれば、文字通り「やみつき」になるかもしれません。
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【リンク】
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
血液凝固検査入門(図解シリーズ)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:23| 血栓止血(血管診療) | コメント(0)