金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2010年11月09日

血小板数減少とIPF検査 :幼若血小板比率(IPF)(10)


骨髄異形成症候群:幼若血小板比率(IPF)(9) より続く

IPF
 

今後の展望

血小板数減少患者が受診しても、ただちに血液科が対応したり、骨髄検査実施後初期治療や血小板輸血の適応が判断したりできるとは限りません。

むしろ、そのような恵まれた環境は例外的と思われます。

IPF測定により、非侵襲的かつ迅速に血小板造血能をある程度評価することができます。

今後臨床におけるIPF測定の利便性・有用性は益々高まると予想されます。

 

(続く)幼若血小板比率(IPF)/網血小板:インデックス へ

 

【リンク】

血液凝固検査入門(図解シリーズ)

播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:21| 出血性疾患