2011年04月09日
自家造血幹細胞移植後再発:造血幹細胞移植入門(57)
造血幹細胞移植入門:再発後治療の効果3/自家造血幹細胞移植後再発
心のケア・緩和ケア
患者は、初めて病気を告知されたときより再発時のほうがより強い心理的ストレスを受けます。
したがって、患者に再発を伝える際には、家族やパートナーの同席を求める、専門家に心のケアを依頼する、段階的に伝えるなどの配慮が望ましいです。
長期生存が期待できない場合や患者の希望によっては、緩和ケアも重要な選択肢の1つです。
自家造血幹細胞移植後再発
悪性リンパ腫やMMが主な対象です。
同種移植や免疫療法(抗体療法・サイトカイン療法・養子免疫療法)、分子標的療法などが考慮されます。
今のところエビデンスは十分に蓄積されていません。
患者は、初めて病気を告知されたときより再発時のほうがより強い心理的ストレスを受けます。
したがって、患者に再発を伝える際には、家族やパートナーの同席を求める、専門家に心のケアを依頼する、段階的に伝えるなどの配慮が望ましいです。
長期生存が期待できない場合や患者の希望によっては、緩和ケアも重要な選択肢の1つです。
自家造血幹細胞移植後再発
悪性リンパ腫やMMが主な対象です。
同種移植や免疫療法(抗体療法・サイトカイン療法・養子免疫療法)、分子標的療法などが考慮されます。
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【リンク】金沢大学血液内科・呼吸器内科関連
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 22:11| 血液疾患(汎血球減少、移植他)