金沢大学第三内科「血液・移植研究グループ」紹介(1)
研究室紹介の記事をシリーズでアップしたいと思います。
出典は、金沢大学第三内科同門会報です。
同門会報が発刊されてから、月日が経過していますので、現状と合っていない部分もあるかも知れませんが、お許しいただけれだと思います。
まずは、「血液・移植研究グループ」からです。
異 動
残念ながら本年度はご紹介する新人ドクターがおりません・・・と書き出すつもりだったのですが、この原稿の提出が遅れた「おかげ」でお一人ご紹介できます。
富山大学出身の吉田(旧姓澤本)晶代先生です。この10月から研究室に加わってくれました。大学卒業後、故郷の名古屋地区で研鑽を積んでこられましたが、御結婚を機に金沢に赴任してこられました。また、4月から細胞移植学修士課程の大学院生として佐々木祐美さんが新たに加わってくれました。
今年の春(註:同門会報執筆時点ですので実際は昨年です。以下も同様の箇所がありますが、敢えて注釈をいれずに原文を尊重したいと思います)には大きな異動が2件ありました。まず、血液・移植研究グループの大黒柱であった奥村廣和先生が富山県立中央病院に転任されました。
日常臨床での難題は「奥村先生に伺ってみよう!」が私たちの合言葉でしたが、本年度からはこの手が使えなくなりました。
また、次世代のリーダーとしてベテランからも若手からも熱い期待を受けていた石山謙先生が東京へ帰郷しました。円満退社なので差し詰め東京出張所開設というところでしょうか。
学内には小谷岳春先生が助教として帰学。研修医や学生の指導にあたっています。
富山県立中央病院での研修中に入局し、大学での診療が今回初めてとなる岩城憲子先生も持ち前のバイタイリティを活かして活躍中です。
関連病院では黒川敏郎先生・杉盛千春先生が富山赤十字病院の血液内科を新たにスタートさせました。両先生の活躍ぶりは金沢にも届いています。
臨 床
病棟での血液疾患の診療は血液・移植グループと血栓・止血グループが共同で行っています。
子育て奮闘中の女性医師も病棟診療に参加しています。
時間外や休日の対応は他のスタッフが応援しています。このようなシステムを関連病院でも導入していただけないか思案中です。
金沢大学第三内科「血液・移植研究グループ」紹介(2)へ続く。
【リンク】金沢大学血液内科・呼吸器内科関連
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:46| 血液内科