2013年05月26日
新鮮凍結血漿製剤(FFP)(2)非適応
新鮮凍結血漿製剤(FFP)(1)適応より続く。
新鮮凍結血漿製剤(FFP)(2)非適応
出血傾向や血栓症、TTP、観血的処置の予定が無ければ、FFPの適応となりません。
<新鮮凍結血漿製剤(FFP)の不適切使用>
・循環血漿量減少の改善と補充
・蛋白質源としての栄養補給
・創傷治癒の促進
・末期患者への投与
・その他:重症感染症の治療、播種性血管内凝固症候群(DIC)を伴わない熱傷の治療、人工心肺使用時の出血予防、非代償性肝硬変での出血予防
(続く) 新鮮凍結血漿製剤(FFP)(3)凝固因子製剤へ
<リンク>
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:09| 輸血学