2013年10月04日
血液内科試験:インフォームド・コンセントなど
平成25年度 内科学卒業試験(BSL評価試験)血液内科学
平成25年9月10日(火)
骨髄移植に関するインフォームド・コンセントを患者から得るために、担当医が取るべき態度はどれか。3つ選べ。
a. 患者への説明内容は、事前に家族と相談しておく。
b. 骨髄移植の方法とそれによる利益(効果)・不利益(危険性)を説明する。
c. 骨髄移植を受けなかった場合の不利益を説明する。
d. 骨髄移植以外の代替治療について、その方法と利益・不利益を説明する。
e. 患者の不安をあおる合併症の説明は避ける。
(正答) b, c, d
副腎皮質ステロイド大量療法を受けた患者に通常はみられない副作用はどれか。1つ選べ。
a. 消化性潰瘍
b. 骨粗鬆症
c. 高血糖
d. 末梢神経障害
e. 精神障害
(正答) d
抗がん剤投与を受けている患者の発熱性好中球減少症に対する初期治療として適切な薬剤はどれか。2つ選べ。
a. ペニシリンG
b. バンコマイシン
c. セフェピム(第4世代セフェム系)
d. メロペネム(カルバペネム系)
e. クラリスロマイシン(マクロライド系)
(正答) c, d
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:00| 医師国家試験・専門医試験対策