金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2013年11月05日

13年間のMAHOLOBA通信(2)趣味の音楽

13年間のMAHOLOBA通信(1)多施設多職種参加型研究会より続く。


近況報告

「13年間のMAHOLOBA通信」(2) by 神野正敏(昭和59年入局) 

もともと、音楽を聴く、映像を観るということが好きで、自宅新築の際AVルームの確保を目論みました。

JBL製スピーカー、ソニー製アンプで5.1chサラウンドシステムを構築し、降下式のスクリーンと天井にはプロジェクターを取り付けました。

結局のところ、映像ソフトをゆっくり楽しむ時間の余裕がなく、専ら作業をしながら音楽を聴くことに使用されています。

ジャンルは多様ながら、年を重ねるごとにクラシックが中心となってきました。

ここ数年はCD蒐集にも飽き、アナログレコードに傾倒しています。

それ程マニアックな装置ではなく、DENONのDDプレーヤーに、以前譲り受けて保管してあったTechnicsのカートリッジを取り付けて聴いていますが、この程度でも随分いい音で鳴ります。

便利なことに、レコード針はネットで注文すればすぐ届きます。

アナログ盤は、大阪日本橋の電気街でメイドさんの誘いを横目に中古レコード屋を漁って廻るか、ネットオークションなどで競り落とすことになります。

国内盤の中古なら100円単位で投げ売られていますので、当初は昔欲しくても小遣いがなくて手の届かなかった盤を、店の隅から細々と救出していましたが、次第に満足できなくなり、輸入盤それも初期盤に手を染めるようになりました。

オリジナルマスターからプレスされた輸入盤は初版ほど音が良く、特に1950年代終わりから60年代にかけてのステレオ初期録音は驚くほど優秀なものが多いのです。

自分が生まれる前後の、50年前の骨董品ですから、状態の悪いものは傷によるノイズや針とびなどで、とても聴けたものではなく、状態の良いものはマニア間でとんでもない高値で取引され、なかなか手に入りません。

カビや汚れはクリーニングすればきれいに取れますが、一旦傷がついてしまうと元には戻せません。

音の情報量はデジタルよりアナログの方が多いはずですが、アナログ盤はノイズとの闘いであり、理想的な音盤を手に入れるのは容易くないのです。

クリーニングキットは、懐かしのナガオカレコードスプレー、液体洗浄剤、布製クリーナー(乾式・湿式)、に加えてナショナル製電動クリーナーを使っていましたが、30年近く使い込んでいよいよ動作が不良となって困っていたところ、ごく最近日立LoDブランド製自走式クリーナーを死蔵新品で手に入れ、調子よく動いています。

これら電動製品たちはもう生産されていませんので、大事に大事に使わねばなりません。

AV機器に関しては、昔からいろんなものに手を出して失敗を繰り返しましたが、現在でもレーザーディスク、βマックス、VHS、8mmビデオ、Wカセットデッキなど皆現役で作動します。

最近さすがにMDプレーヤーは処分し、念願のSACDプレーヤーに入れ替えました。

MP3などデジタルデータ音楽環境には全く興味はありません。

やはりあくまで「音盤蒐集」道なのです。

(続く)13年間のMAHOLOBA通信(3)国際学会

 

<リンク>:臨床に直結する血栓止血学

投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:50| その他