金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2014年07月30日

血液内科学系統講義試験:急性白血病

平成26年度血液内科学系統講義試験:細胞移植学(血液内科)

平成26年7月22日 (火)試験時間 16時30分〜17時30分(60分間)

 問27.    急性白血病に関する記述で正しいのはどれか。2つ選び、選択肢を記載しなさい。

(1)    成人では骨髄性よりリンパ性の方が多い。
(2)    WHO分類では芽球比率が20%以上で急性白血病と診断する。
(3)    FLT3遺伝子変異を伴うと予後不良である。
(4)    紫外線は白血病の危険因子である。
(5)    Core binding factor (CBF) 白血病は通常予後不良である。

a. (1) (2) b. (2) (3) c. (3) (4) d. (4) (5) e. (1) (5)


(正答)b


問28.    ミエロペルオキシダーゼ (MPO) 染色と特異的エステラーゼ染色が伴に陽性となるのはどれか。1つ選べ。

a.    最未分化型急性骨髄性白血病(M0)
b.    分化型急性骨髄性白血病(M2)
c.    急性単球性白血病(M5a)
d.    赤白血病(M6)
e.    急性巨核芽球性白血病(M7)


(正答)
b



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金沢大学血液内科・呼吸器内科HP
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参考:血栓止血の臨床日本血栓止血学会HPへ)
 

投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:50| 医師国家試験・専門医試験対策