2014年11月16日
富山赤十字病院(その3)
同門会報用原稿(病院紹介)
富山赤十字病院(その3)
血液内科は平成12年(2000年)に非常勤医による専門外来が開始され、平成22年(2010年)に常勤として設立されました。
三内からは黒川先生、望月先生が着任されています。
平成26年(2014年)には後期研修医として近藤先生も加わり、3人体制となっています。
限られた人員をどのように有効に活用するか。
平成12年(2000年)に着任してからの大きなテーマですが、20年以上にわたる富山赤十字病院呼吸器内科の歴史の中で、一つだけ確実に言えることは、わずか2-3人という呼吸器内科の人員では「呼吸器病センター」的なアプローチは不可能ということです。
別にそれは恥ずべきことではなくて、消化器内科や循環器内科のような比較的人数が充足したところですら、いや充足したところこそ数の力でごくごく狭い分野しか診ようとしないので、人数が少ないところこそ胸を張って専門的な部分に特化すべきなのです。
このような背景から、私は当院呼吸器内科の診療の中心を「肺がんの内科的治療」と「気道・アレルギー疾患の診療(支援)」と定義してきましたが、前者は病院のがん戦略と結びつき、腫瘍内科の方向が主体となりました。
(続く)富山赤十字病院(インデックス)
富山赤十字病院(その3)
血液内科は平成12年(2000年)に非常勤医による専門外来が開始され、平成22年(2010年)に常勤として設立されました。
三内からは黒川先生、望月先生が着任されています。
平成26年(2014年)には後期研修医として近藤先生も加わり、3人体制となっています。
限られた人員をどのように有効に活用するか。
平成12年(2000年)に着任してからの大きなテーマですが、20年以上にわたる富山赤十字病院呼吸器内科の歴史の中で、一つだけ確実に言えることは、わずか2-3人という呼吸器内科の人員では「呼吸器病センター」的なアプローチは不可能ということです。
別にそれは恥ずべきことではなくて、消化器内科や循環器内科のような比較的人数が充足したところですら、いや充足したところこそ数の力でごくごく狭い分野しか診ようとしないので、人数が少ないところこそ胸を張って専門的な部分に特化すべきなのです。
このような背景から、私は当院呼吸器内科の診療の中心を「肺がんの内科的治療」と「気道・アレルギー疾患の診療(支援)」と定義してきましたが、前者は病院のがん戦略と結びつき、腫瘍内科の方向が主体となりました。
(続く)富山赤十字病院(インデックス)
<リンク>
推薦書籍「臨床に直結する血栓止血学」
血液凝固検査入門(図解シリーズ)へ
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)へ
金沢大学血液内科・呼吸器内科HPへ
金沢大学血液内科・呼吸器内科ブログへ
研修医・入局者募集へ
参考:血栓止血の臨床(日本血栓止血学会HPへ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)へ
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:43| その他