富山労災病院便り(3)二次救急指定病院
富山労災病院便り(2)黒部の太陽より続く。
富山労災病院便り(3)
病床は全部で300床です。
1日外来患者数は約650名です。
二次救急指定病院で、毎日平日休日にかかわらず、7〜10台の救急搬送を受け入れています。
診療科と常勤および嘱託医数は、内科13人、外科4人、呼吸器外科1人、整形外科4人、脳神経外科4人(内1名が院長)、形成外科2人、眼科1人、泌尿器科3人、麻酔科2人、皮膚科1人、核医学診療科(PET、RI専任)1人,放射線科1人、健診科(専従)1人の合計38名です。
また、私が、院長の指示で、研修を積み、勉強をして、今年日本感染症学会の専門医を取得(4年前に取得の敷居がとても高くなりました)したため、平成27年1月より、感染症科を院内標榜する予定です。
医師の出身に関しては、整形外科と後述の内科は富山大学で、それ以外の科は金大出身です。
常勤以外、パート医として血液内科医を金大旧三内から派遣していただいています。
かつては留学からお帰り直後の中尾現教授も、一時当院へパート医として働いていただいたとお聞きいたしております。
その他、金大からのパートで耳鼻科、産婦人科外来が開かれています。
更に富大からのパートで膠原病外来、常勤医が居る分野ではありますが、糖尿病外来応援医師と神経内科応援医師による外来も開かれています。
常勤内科医は、もともとは産業医大学卒の神経内科医以外は、すべて金大出身者で、旧三内呼吸器出身の私以外(一時三内からも旧研修医を派遣頂いておりました)は、研修医も含めすべて金大旧一内出身者で占めていました。
しかし、例の新研修医制度のあおりなどを受け、医師の引き上げに合い、一時、内科医はたった3人まで減少する羽目になりました。
しかし、ちょうど氷見市民病院の事案が持ち上がったこと等がきっかけで、富山大学から内科医が派遣されるようになり、現在に至っています。
現在、他の労災病院から3ヶ月に一度初期研修医が、また富大から学部5年生が3週間に一人ずつ当院へ研修に来ています。
また、日本医療機能評価機構の認定病院です。
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<リンク>推薦書籍「臨床に直結する血栓止血学」
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)へ
金沢大学血液内科・呼吸器内科HPへ
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参考:血栓止血の臨床(日本血栓止血学会HPへ)
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:08| その他