IgG型M蛋白、染色体異常、慢性骨髄性白血病
平成27年度 血液内科学系統講義試験
細胞移植学(血液内科)
平成27年7月14日 火曜日
問題紹介です。
問31. IgG型M蛋白が検出されない疾患はどれか。2つ選べ。
(1) monoclonal gammopathy of undetermined significance(MGUS)
(2) 無症候性骨髄腫
(3) 非分泌型骨髄腫
(4) 原発性マクログロブリン血症
(5) POEMS症候群
a. (1)(2) b. (2)(3) c. (3)(4) d. (4)(5) e. (1)(5)
問32. 疾患名とその疾患に特徴的な染色体異常、遺伝子異常の組み合わせで誤っているのはどれか。1つ選べ。
a. 急性前骨髄球性白血病 (M3) − t(15;17)
b. 慢性骨髄性白血病 − t(9;22)
c. 真性多血症 − JAK2遺伝子のV617変異
d. 分化型急性骨髄性白血病 (M2) − t(8;14)
e. 好酸球増多を伴う急性骨髄単球性白血病 − inv(16)
問33. 慢性骨髄性白血病の治療に通常用いない薬剤はどれか。2つ選べ。
(1) ゲフィチニブ
(2) イマチニブ
(3) ニロチニブ
(4) ダサチニブ
(5) ボルテゾミブ
a. (1)(2) b. (2)(3) c. (3)(4) d. (4)(5) e. (1)(5)
(正答)
問31 c
問32 d
問33 e
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:02| 医師国家試験・専門医試験対策