2016年07月21日
ABO不適合輸血・輸血療法・T&S(Type & Screen)
平成28年度血液内科学系統講義試験
細胞移植学(血液内科)
平成28年7月13日(水)
問34. ABO不適合輸血について正しいのはどれか。2つ選べ。
a. 死亡率は80%である。
b. 即時型血管外溶血が起こる。
c. 溶血の原因に補体系の活性化が関与している。
d. AB型患者にO型赤血球製剤を輸血した時の死亡率が最も高い。
e. 検査の過誤よりも事務的な過誤(患者誤認や血液製剤の取り違え)により発生する率が高い。
問35. 輸血療法に関して誤っているのはどれか。2つ選べ。
a. 血小板輸血に際しては交差適合試験が必須である。
b. 血小板輸血後の患者には輸血後感染症の検査が必要である。
c. 赤血球輸血が原因でHIVに感染した場合は生物由来製品感染等被害救済制度の対象となる。
d. 血液製剤を使用した際に作成した記録は、診療録とともに少なくとも5年間は保管する義務がある。
e. 宗教上の理由で輸血を拒否する患者以外であっても、文書によるインフォームドコンセントが必要である。
問36. 手術中の輸血準備に際して、・の対象となる患者が満たすべき条件はどれか。2つ選べ。
a. O型
b. RhD陰性
c. 不規則抗体陰性
d. 輸血の可能性 10%未満
e. 予測出血量 400mL未満
(正答)
問34 c, e
問35 a, d
問36 c, e
細胞移植学(血液内科)
平成28年7月13日(水)
問34. ABO不適合輸血について正しいのはどれか。2つ選べ。
a. 死亡率は80%である。
b. 即時型血管外溶血が起こる。
c. 溶血の原因に補体系の活性化が関与している。
d. AB型患者にO型赤血球製剤を輸血した時の死亡率が最も高い。
e. 検査の過誤よりも事務的な過誤(患者誤認や血液製剤の取り違え)により発生する率が高い。
問35. 輸血療法に関して誤っているのはどれか。2つ選べ。
a. 血小板輸血に際しては交差適合試験が必須である。
b. 血小板輸血後の患者には輸血後感染症の検査が必要である。
c. 赤血球輸血が原因でHIVに感染した場合は生物由来製品感染等被害救済制度の対象となる。
d. 血液製剤を使用した際に作成した記録は、診療録とともに少なくとも5年間は保管する義務がある。
e. 宗教上の理由で輸血を拒否する患者以外であっても、文書によるインフォームドコンセントが必要である。
問36. 手術中の輸血準備に際して、・の対象となる患者が満たすべき条件はどれか。2つ選べ。
a. O型
b. RhD陰性
c. 不規則抗体陰性
d. 輸血の可能性 10%未満
e. 予測出血量 400mL未満
(正答)
問34 c, e
問35 a, d
問36 c, e
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:00| 医師国家試験・専門医試験対策