金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2009年10月1日

「医師国家試験 過去問」の検索で2位になりました。

医師国家試験

 

 

最近、医師国家試験対策用の記事を連続してアップしてまいりました。

医師国家試験問題対策インデックスページ)へ


その効果があってか(?)、「医師国家試験 過去問」で掛け合わせGoogle検索を行ったところ、私たちのブログ(血液・呼吸器内科のお役立ち情報)の記事が、何と2位で検索されてきました。

検索順位は、時間単位で変動していますので、一時的な現象かもしれませんが、一時的にせよこのようなビッグキーワードの掛け合わせ(348,000記事も検索されてきます)で検索順位で2位に位置したのは、かなり意味があるのではないかと思っています。

上図はその時の証拠写真です。

 

いつも、このブログに対して多大なご支援をいただきありがとうございます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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【関連記事】

血液凝固検査入門(インデックスページ)ー図解ー

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 03:07 | その他 | コメント(0)

DICの診断基準・血液検査:医師国家試験 問題対策

DICの概念・症状・予後など :医師国家試験対策から続く。



詳細記事へのリンクもつけておきます。

播種性血管内凝固(DIC)(カラー図解シリーズ)へ

DICの治療などへ


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<医学部学生対象>
血液内科(血栓止血領域)(20)


播種性血管内凝固症候群(DIC)[その2]
【重要疾患】【必須】

Disseminated Intravascular Coagulation


<診断>

旧厚生省DIC診断基準:以下項目の有無または値によりスコアリング.

1. 基礎疾患の存在.
2. 出血症状の存在.
3. 臓器症状の存在.
4.    血小板数の低下
【必須】
5.    血中FDP(Dダイマー)の上昇
【必須】
6.    血中フィブリノゲンの低下
【既出】
7.    プロトロンビン時間(PT)の延長(進行例ではAPTTの延長もみられることあり)【既出】

DIC診断基準にはその他、急性期DIC診断基準などもあります。


<検査所見>

旧厚生省DIC診断基準に掲載以外のもの。
診断に直接は用いられないが,病態把握,治療法決定に重要

1. アンチトロンビン (AT)の低下【既出】:消費性凝固障害の一環として、活性型凝固因子と1:1結合

2. プラスミノゲンの低下、α2プラスミンインヒビター(
α2PI)の低下。消費性凝固障害の一環として、二次線溶に伴い消費される.

3. トロンビン-アンチトロンビン複合体(TAT)の上昇【既出】

4. プラスミン-α2PI複合体(PIC) の上昇【重要】

 

 

(続く)
DICの病型分類



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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 03:06 | 医師国家試験・専門医試験対策 | コメント(0)

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