金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2009年10月01日

DICの診断基準・血液検査:医師国家試験 問題対策

DICの概念・症状・予後など :医師国家試験対策から続く。



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<医学部学生対象>
血液内科(血栓止血領域)(20)


播種性血管内凝固症候群(DIC)[その2]
【重要疾患】【必須】

Disseminated Intravascular Coagulation


<診断>

旧厚生省DIC診断基準:以下項目の有無または値によりスコアリング.

1. 基礎疾患の存在.
2. 出血症状の存在.
3. 臓器症状の存在.
4.    血小板数の低下
【必須】
5.    血中FDP(Dダイマー)の上昇
【必須】
6.    血中フィブリノゲンの低下
【既出】
7.    プロトロンビン時間(PT)の延長(進行例ではAPTTの延長もみられることあり)【既出】

DIC診断基準にはその他、急性期DIC診断基準などもあります。


<検査所見>

旧厚生省DIC診断基準に掲載以外のもの。
診断に直接は用いられないが,病態把握,治療法決定に重要

1. アンチトロンビン (AT)の低下【既出】:消費性凝固障害の一環として、活性型凝固因子と1:1結合

2. プラスミノゲンの低下、α2プラスミンインヒビター(
α2PI)の低下。消費性凝固障害の一環として、二次線溶に伴い消費される.

3. トロンビン-アンチトロンビン複合体(TAT)の上昇【既出】

4. プラスミン-α2PI複合体(PIC) の上昇【重要】

 

 

(続く)
DICの病型分類



 【関連記事】

血液凝固検査入門(インデックスページ)ー図解ー

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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 03:06| 医師国家試験・専門医試験対策 | コメント(0)

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