金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2014年8月2日

血液内科学系統講義試験:症状/病態

平成26年度血液内科学系統講義試験:細胞移植学(血液内科)

平成26年7月22日 (火)試験時間 16時30分〜17時30分(60分間)

問35.    疾患名と臨床症状の組み合わせで誤っているのはどれか。1つ選べ。

a.    真性多血症 − 血栓症
b.    原発性骨髄線維症 − 巨脾
c.    本態性血小板血症 − 出血傾向
d.    原発性マクログロブリン血症 − 眼底のソーセージ様静脈怒張
e.    急性前骨髄球性白血病 (M3)  − 歯肉腫脹

(正答)e


問36.    病態に関する記載で誤っているのはどれか。1つ選べ。

a.    慢性骨髄性白血病の急性転化期では分化能を保持したまま白血病細胞が増殖する
b.    骨髄増殖性腫瘍ではチロシンキナーゼ遺伝子変異によるその恒常的活性化が発症に関与している.
c.    POEMS症候群で認められる末梢神経障害にはVEGFが関与している.
d.    原発性骨髄線維症における骨髄の線維化は,巨核球などから産生されるTGF-βが線維芽細胞に作用して生ずる反応性変化である.
e.    多発性骨髄腫の一部では、IgH遺伝子を含む染色体転座によるがん関連遺伝子の活性化が発症にかかわっている。

(正答)a

<リンク>推薦書籍「臨床に直結する血栓止血学

血液凝固検査入門(図解シリーズ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
金沢大学血液内科・呼吸器内科HP
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参考:血栓止血の臨床日本血栓止血学会HPへ)
 

投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:35 | 医師国家試験・専門医試験対策

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