女性医師問題・バンク:女性医師の時代の足音(3)
シリーズ『女性医師の時代の足音が聞こえますか』の3回目の記事です。
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女性医師の時代の足音が聞こえますか (3)
このような問題を女性医師だけでなく医療界全体の問題として捉え、厚生労働省や日本医師会が女性医師問題に対する対策活動を開始しています。
厚生労働省と 日本医師会が今年度(執筆当時:以下同様)、離職した女性医師の再就職を支援するため「女性医師バンク」を設立し、大阪と東京の2箇所を拠点に全国の女性医師の職業斡旋を行うと しています。
あわせて再就職を希望する女性医師には再教育を受ける制度が必要だと思われますが、具体的なことは現在検討中ということです。
また日本医師会 では平成16年に女性医師懇談会を設立し、さまざまな観点から女性医師問題の検討が始まっています。
各都道府県医師会にも積極的な活動を働きかけており、 現在のところ12都道府県医師会に女性医師問題を検討する部会や委員会が設立され今後も増える見通しです。
北陸では富山県が既に委員会を発足していました が、今年度石川県医師会、また金沢医師会にも新たな委員会が設立されました。
女性医師を多く抱えるわが医局から私を含む4名が委員になっています。
(続く)
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 06:53| 女性医師(当科)からのメッセージ | コメント(0) | トラックバック(0)