金沢大学・血液内科・呼吸器内科
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2011年09月12日

血液内科試験:出血・血栓傾向


内科学卒業試験(BSL評価試験)血液内科学の問題紹介と解答を続けます。

今回の問題は、出血・血栓傾向関連の問題です。

 

13.    下記の疾患のうち出血傾向,血栓傾向の両者がみられる疾患・病態はどれか.1つ選べ.

a.    高ホモシステイン血症

b.    異常プラスミノゲン血症

c.    先天性異常フィブリノゲン血症

d.    先天性プロテインS(PS)欠損症

e.    高プラスミノゲンアクチベータインヒビター(PAI)血症

 

解説) 

a. 高ホモシステイン血症は、血栓傾向となります(参考:高Lipoprotein(a)[ Lp (a) ] 血症など:医師国家試験 問題対策)。

b. 異常プラスミノゲン血症は血栓傾向になります。

c. 先天性異常フィブリノゲン血症は、出血傾向、血栓傾向の両者がみられます(参考:自己免疫性血栓症 & 出血と血栓症の共存:医師国家試験 問題対策)。

d. 先天性プロテインS(PS)欠損症は、血栓傾向になります(参考:先天性血栓性素因と病態:アンチトロンビン・プロテインC&S欠損症(1))。

e. 高プラスミノゲンアクチベータインヒビター(PAI)血症では、血栓傾向になります。

正答) c

 

【リンク】

 

投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:13| 医師国家試験・専門医試験対策