2012年02月26日
医師国家試験:特発性血小板減少性紫斑病〈ITP〉
医師国家試験:皮膚の出血斑(紫斑)より続く。
106回医師国家試験の問題紹介を続けさせていただきます。
【設問】
特発性血小板減少性紫斑病〈ITP〉の先行感染として最も多いのはどれか.
a 伝染性紅斑
b 突発性発疹
c 風疹
d 流行性耳下腺炎
e 溶連菌感染症
【解説】
急性特発性血小板減少性紫斑病〈ITP〉は、ウイルス感染症後に多いことが知られていますが、どのウイルスで多いかまで書かれていてない教科書が多いですから、回答に迷った人が多いのではないでしょうか。
麻疹、風疹、水痘の後に、ITP発症がありえます。
【正解】c
(続く)医師国家試験:APTT延長へ
<リンク>
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:44| 医師国家試験・専門医試験対策