血液内科学系統講義試験:リンパ腫
平成24年度 血液内科学系統講義試験
細胞移植学(血液内科)
平成24年7月17日 (火)
今回はリンパ腫関連です。
問9. ホジキンリンパ腫に関する記載の中で正しいのはどれか。
(1) 日本では悪性リンパ腫の中の10%程度である。
(2) 病変は非連続性に進展する。
(3) 非ホジキンリンパ腫に比べて治りにくい。
(4) 発熱や炎症反応を伴うことが多い。
(5) 若年者では結節硬化型(nodular sclerosis; NS)が多い。
a. (1) (2) (3) b. (1) (2) (5) c. (1) (4) (5) d. (2) (3) (4) e. (3) (4) (5)
(正答) c
問10.
40歳、女性。
2週間前より出現した右頚部のリンパ腫腫大のため総合内科を受診した。
右側頚部に3cm大のリンパ節を1個触知する。弾性・軟で軽度の圧痛を伴う。
その他のリンパ節腫大は認めない。
プライマリーケアとして行うべき検査・処置はどれか。
(1) リンパ節生検
(2) 耳鼻科受診
(3) 全身CT
(4) 可溶性インターロイキン2レセプターの測定
(5) FDG-PET
a. (1) (2) (3) b. (1) (2) (5) c. (1) (4) (5) d. (2) (3) (4) e. (3) (4) (5)
(正答) d
問11. EBウイルスが関与するリンパ系腫瘍はどれか。
(1) 慢性リンパ性白血病
(2) 免疫不全関連リンパ増殖性疾患
(3) NK/T細胞リンパ腫
(4) ホジキンリンパ腫
(5) 辺縁帯B細胞リンパ腫(MALTリンパ腫)
a. (1) (2) (3) b. (1) (2) (5) c. (1) (4) (5) d. (2) (3) (4) e. (3) (4) (5)
(正答) d
<リンク>
投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:15| 医師国家試験・専門医試験対策