血液内科学系統講義試験:汎血球減少/MDS
平成24年度 血液内科学系統講義試験
細胞移植学(血液内科)
平成24年7月17日 (火)
今回は、汎血球減少/MDSなどです。
問6. 次の中で汎血球減少を来す疾患はどれか。
(1) 血球貪食症候群
(2) 発作性寒冷ヘモグロビン尿症
(3) Diamond-Blackfan症候群
(4) 巨赤芽球性貧血
(5) 有毛細胞性白血病
a. (1) (2) (3) b. (1) (2) (5) c. (1) (4) (5) d. (2) (3) (4) e. (3) (4) (5)
(正答) c
問7. 治療法で正しい結びつきはどれか.
(1) 輸血後鉄過剰症―デフェラシロクス
(2) 自己免疫性溶血性貧血―副腎皮質ステロイド
(3) 寒冷凝集素症―摘脾
(4) 発作性夜間血色素尿症―リツキシマブ
(5) 赤芽球癆―シクロスポリン
a. (1) (2) (3) b. (1) (2) (5) c. (1) (4) (5) d. (2) (3) (4) e. (3) (4) (5)
(正答) b
問8. 骨髄異形成症候群(MDS)について正しいのはどれか。
(1) 二次性MDSが増えているのは環境の悪化が主な原因である。
(2) 第7染色体異常陽性例は予後良好である。
(3) 異常造血幹細胞によるクローン性疾患である。
(4) 脱メチル化薬(アザシチジン)によって生存期間の延長が得られる。
(5) レナリドマイドは5q-症候群に対して著効を示す。
a. (1) (2) (3) b. (1) (2) (5) c. (1) (4) (5) d. (2) (3) (4) e. (3) (4) (5)
(正答) e
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:22| 医師国家試験・専門医試験対策