金沢大学・血液内科・呼吸器内科
※記事カテゴリからは過去の全記事をご覧いただけます。
<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2013年01月26日

出血傾向(2):医師国家試験対策(先天性/後天性)

出血傾向(1):医師国家試験対策 より続く

参考:血栓止血の臨床日本血栓止血学会HPへ)


【先天性/後天性からのアプローチ】

1)    先天性出血傾向

<ポイント>

・ 外傷時、手術時、抜歯時の異常出血の既往。
・ 幼少時からの出血。
・ 血縁者で出血しやすい者がいる。

<代表的疾患>

血友病A、血友病Bvon Willebrand病血小板無力症(Glanzmann病)、Bernard-Soulier症候群など。

2)    後天性出血傾向:上記のポイントがない。国試レベル疾患では、上記疾患以外は全て後天性

 

 (続く)出血傾向(3):医師国家試験対策 (出血部位)


<リンク>

血液凝固検査入門(図解シリーズ)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(図解シリーズ)
金沢大学血液内科・呼吸器内科HP
金沢大学血液内科・呼吸器内科ブログ
研修医・入局者募集

投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:11| 医師国家試験・専門医試験対策