2015年02月10日
心房細動治療ガイドライン:ワルファリン、NOAC
上図は、心房細動治療(薬物)ガイドライン(2013年改訂版)です。
本記事では、紹介だけにとどめさせていただきます。
実際の治療にあたっては、かならずこのガイドラインそのものをご覧いただければと思います。
(この図のみでは、治療を行うことはできませんのでご了解お願いいたします)
注目されるのは、CHADS2スコアが1点であった場合です。
ワルファリンは考慮可に留まりますが、NOACであれば、推奨になっている点です。
やはり、NOACは出血の副作用が少ないために、CHADS2スコアが1点であっても処方するメリットの方が大きくなるということだと思います(ワルファリンは出血の副作用のデメリットが、効果のメリットと比較して優位にならないということだと思います)。
このガイドライン作成時には、リバーロキサバンやエドキサバンは、CHADS2スコアが1点のエビデンスがなかったために考慮可に留まっていますが、管理人はその他のNOACとあまり変わらないのではと理解しています。
<リンク>推薦書籍「臨床に直結する血栓止血学」
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参考:血栓止血の臨床(日本血栓止血学会HPへ)
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投稿者:血液内科・呼吸器内科at 01:51| 抗凝固療法